2024/05/24 更新

写真a

モリ ヤスノリ
森 靖典
Yasunori Mori
所属
大学院 総合研究部 医学域 基礎医学系(生化学1) 准教授
職名
准教授

経歴

  • 同志社大学大学院脳科学研究科   神経膜分子機能部門   特任准教授

    2014年4月 - 2021年3月

  • ブリストル大学   MRCシナプス可塑性センター   滞在研究員

    2013年4月 - 2014年3月

  • 東北大学大学院生命科学研究科   膜輸送機構解析分野   特任助教

    2009年4月 - 2013年3月

  • 東北大学大学院生命科学研究科   膜輸送機構解析分野   助手

    2008年9月 - 2009年3月

  • 理化学研究所   袖岡有機合成化学研究室   協力研究員

    2005年10月 - 2008年8月

  • 東京大学 分子細胞生物学研究所   情報伝達研究分野    博士研究員

    2005年4月 - 2005年9月

▼全件表示

学歴

  • 東京大学   新領域創成科学研究科   先端生命科学

    2001年4月 - 2005年3月

      詳細を見る

    国名: 日本国

    課程: 博士

  • 東京大学   新領域創成科学研究科   先端生命科学専攻

    1999年4月 - 2001年3月

      詳細を見る

    国名: 日本国

    課程: 修士

  • 東京学芸大学   教育学部   自然環境学科

    1995年4月 - 1999年3月

      詳細を見る

    国名: 日本国

学位

  • 博士(生命科学) ( 東京大学 )

  • 修士(生命科学) ( 東京大学 )

研究分野

  • ライフサイエンス / 細胞生物学

  • ライフサイエンス / 神経科学一般

研究キーワード

  • ライブイメージング

  • 小胞輸送

共同研究・競争的資金等の研究

  • 神経細胞の軸索終末においてエンドソームに由来する小胞の役割

    2018年4月 - 2021年3月

    文部科学省:  科学研究費補助金 (基盤研究(C)) 

    森靖典

      詳細を見る

    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金 

  • 神経細胞の軸索終末においてエンドソームに由来する小胞の役割

    2018年 - 2021年

  • グルタミン酸受容体の輸送機構の解明

    2013年4月 - 2014年3月

    上原記念生命科学財団  平成24年度 海外留学助成リサーチフェローシップ 

    森靖典

      詳細を見る

    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金 

  • 樹状突起特異的な小胞輸送に関与するRab17タンパク質の解析

    2012年

  • 樹状突起特異的な小胞輸送に関与するRab17タンパク質の解析

    研究課題/領域番号:24700308  2012年

    文部科学省  東北大学  科学研究費補助金(若手研究(B))  若手研究(B)

    森靖典

      詳細を見る

    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金 

    軸索および樹状突起がそれぞれ特異的な機能を果たすために、それぞれに領域特異的な輸送機構が存在すると考えられている。例えば、軸索には軸索特異的に機能する分子が細胞体から選択的に輸送され、また樹状突起には樹状突起特異的に機能する分子が選択的に輸送される機構が存在すると考えられている。これら軸索や樹状突起の先端部で機能する分子の多くは膜タンパク質であることから、これらの分子の輸送機構には小胞(膜)輸送が関与すると予想されるが、どのような膜輸送過程が実際に関与するのかは未だ十分に解明されていない。
    申請者のグループは最近の研究で樹状突起特異的な膜輸送に関わるタンパク質としてRab17を同定していが、その詳細な機能については未だ未解明の部分が多い。そこで本研究課題では、樹状突起特異的な小胞輸送に関与するRab17に関する詳細な機能解析及びその周辺因子についての機能を解明することを目的として研究を行った。その結果、Rabl7の活性化因子(GDP/GTP Exchange Factor(GEF))としてRabex-5を同定することに成功した。これまでに、Rabex-5はRab5の活性化因子として働くことが報告されているが、Rab17に対する役割については解明されていない。そこでマウス海馬由来の神経細胞においてRNA干渉法によりRabex-5のノックダウンをおこなったところ、Rab17の細胞体から樹状突起への移行が妨げられることが判明した。また神経細胞においてRabex-5を過剰発現すると、Rab17の細胞体から樹状突起への移行が促進された。さらにRabex-5はRab5,Rab17を含む複数の活性化因子に作用して樹状突起のみならず軸索の形態形成にも関与していることが明らかになった。

  • 樹状突起特異的な小胞輸送に関与するRabタンパク質の解析

    2010年 - 2011年

  • 樹状突起特異的な小胞輸送に関与するRabタンパク質の解析

    研究課題/領域番号:22700324  2010年 - 2011年

    文部科学省  東北大学  科学研究費補助金(若手研究(B))  若手研究(B)

    森靖典

      詳細を見る

    担当区分:研究代表者  資金種別:競争的資金 

▼全件表示

論文

  • Clathrin-independent endocytic retrieval of SV proteins mediated by the clathrin adaptor AP-2 at mammalian central synapses 査読

    Tania López-Hernández, Koh-ichiro Takenaka, Yasunori Mori, Pornparn Kongpracha, Shushi Nagamori, Volker Haucke Is a corresponding author, Shigeo Takamori Is a corresponding author

    eLife   11   e71198   2022年1月( ISSN:2050-084X )

     詳細を見る

    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.7554/eLife.71198

  • The endosomal Q-SNARE, Syntaxin 7, defines a rapidly replenishing synaptic vesicle recycling pool in hippocampal neurons 査読 重要な業績

    Yasunori Mori, Koh-ichiro Takenaka, Yugo Fukazawa & Shigeo Takamori

    Communications Biology   4   981   2021年8月( ISSN:2399-3642 )

     詳細を見る

    担当区分:筆頭著者, 責任著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

講演・口頭発表等

  • The endosomal Q-SNARE, Syntaxin 7, defines a rapidly replenishing synaptic vesicle recycling pool in hippocampal neurons 国際会議

    Yasunori Mori

    第3回山梨大学先端脳科学国際シンポジウム  2022年3月 

     詳細を見る

    開催年月日: 2022年3月

    記述言語:英語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  

    開催地:甲府、山梨  

  • 神経終末におけるSyntaxin 7を含むシナプス小胞の機能解析

    森靖典, 竹中康一郎, 深澤有吾, 高森茂雄

    第43回日本分子生物学会年会(福岡)(ポスター)  2019年12月 

     詳細を見る

    記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

  • Q-SNARE Syntaxin 7 defines a reluctant recycling pool of synaptic vesicles in hippocampal neurons

    森靖典, 竹中康一郎, 深澤有吾, 高森茂雄

    生理学研究所シナプス研究会「ミクロからマクロに至る脳の構造と機能のダイナミクス」(口頭発表)  2019年11月 

     詳細を見る

    記述言語:日本語   会議種別:口頭(一般)  

  • Expression of plasma membrane calcium ATPases confers Ca2+/H+ exchange in rodent synaptic vesicles 国際会議

    Yoshiyasu Ono, Yasunori Mori, Yoshihiro Egashira, Kenta Sumiyama, Shigeo Takamori

    JSPS Core-to-Core Symposium “Nanobiology of neural plasticity based on optical nanoscopy” (Imadegawa, Kyoto)(ポスター)  2018年12月 

     詳細を見る

    記述言語:英語   会議種別:ポスター発表  

  • Q-SNARE Syntaxin 7 defines a reluctant recycling pool of synaptic vesicles in hippocampal neurons 国際会議

    Yasunori Mori, Koichiro Takenaka, Yugo Fukazawa, Shigeo Takamori

    JSPS Core-to-Core Symposium “Nanobiology of neural plasticity based on optical nanoscopy” (Imadegawa, Kyoto)(ポスター)  2018年12月 

     詳細を見る

    記述言語:英語   会議種別:ポスター発表  

  • 海馬培養神経細胞で興奮性ニューロン選択的に遺伝子発現を誘導するレンチウイルスの作成 国際会議

    江頭良明, 森靖典, 柳川右千夫, 高森茂雄

    第41回日本神経科学大会(神戸)(ポスター)  2018年7月 

     詳細を見る

    記述言語:英語   会議種別:ポスター発表  

  • 神経終末におけるシナプス小胞のリサイクリング経路の解析

    森靖典

    第40回日本分子生物学会年会(神戸)(口頭発表)  2017年12月 

     詳細を見る

    記述言語:日本語   会議種別:シンポジウム・ワークショップ パネル(指名)  

  • Expression of plasma membrane calcium ATPases confers Ca2+/H+exchange in rodent synaptic vesicles. 国際会議

    Yoshiyasu Ono, Kenta Sumiyama, Yasunori Mori, Yoshihiro Egashira, Shigeo Takamori

    JSPS Core-to-Core Symposium “Nanobiology of neural plasticity based on optical nanoscopy” Doshisha Biwako Retreat Center, Otsu(ポスター)  2017年11月 

     詳細を見る

    記述言語:英語   会議種別:ポスター発表  

  • Q-SNARE Syntaxin 7 specifies rapidly replenishing synaptic vesicles during high activity. 国際会議

    Yasunori Mori, Shigeo Takamori

    JSPS Core-to-Core Symposium “Nanobiology of neural plasticity based on optical nanoscopy” Doshisha Biwako Retreat Center, Otsu(口頭発表)  2017年11月 

     詳細を見る

    記述言語:英語   会議種別:口頭(一般)  

  • Role of endosomal pathway in synaptic vesicle recycling. 国際会議

    Yasunori Mori, Shigeo Takamori

    JSPS Core-to-Core Symposium “Nanophysiology of synapses in the central nervous system” Okinawa Institute of Science and Technology, Onna-son, Okinawa(ポスター)  2016年9月 

     詳細を見る

    記述言語:英語   会議種別:ポスター発表  

  • Small GTPase Rab17 and its guanine nucleotide exchange factor Rabex-5 regulate the dendritic morphogenesis of hippocampal neurons 国際会議

    Yasunori Mori, Takahide Matsui, Mitsunori Fukuda

    YLS2013: Molecular Mechanisms of Membrane Dynamics, Bristol, UK(口頭発表)  2013年9月 

     詳細を見る

    記述言語:英語   会議種別:口頭(一般)  

  • 樹状突起特異的な小胞輸送に関与する低分子量Gタンパク質Rab17の解析

    森靖典, 松井貴英, 古谷裕, 吉原良浩, 福田光則

    第3回新学術領域研究「包括型脳科学研究推進支援ネットワーク」夏のワークショップ(ポスター)  2012年7月 

     詳細を見る

    記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

  • Small GTPase Rab17 regulates the dendritic morphogenesis and postsynaptic development of hippocampal neurons.

    森靖典, 松井貴英, 古谷裕, 吉原良浩, 福田光則

    第4回新学術領域研究「細胞内ロジスティクス」班会議(秋保)(ポスター)  2012年6月 

     詳細を見る

    記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

  • Small GTPase Rab17 regulates the dendritic morphogenesis and postsynaptic development of hippocampal neurons. 国際会議

    Yasunori Mori, Takahide Matsui, Yutaka Furutani, Yoshihiro Yoshihara, Mitsunori Fukuda

    Joint Spring Conference of BSCB / BSDB / JSDB, at the University of Warwick, Coventry, UK(ポスター)  2012年4月 

     詳細を見る

    記述言語:英語   会議種別:ポスター発表  

    開催地:Coventry, UK  

  • Rab17, a dendrite-specific Rab protein, regulates the dendritic morphogenesis and postsynaptic development of hippocampal neurons 国際会議

    森靖典, 松井貴英, 古谷裕, 吉原良浩, 福田光則

    第34回日本分子生物学会年会(横浜)(口頭発表)  2011年12月 

     詳細を見る

    記述言語:日本語   会議種別:口頭(一般)  

  • Rab17 regulates dendritic morphologenesis of hippocampal neurons

    森靖典, 松井貴英, 古谷裕, 吉原良浩, 福田光則

    第3回新学術領域研究「細胞内ロジスティクス」班会議(鳥羽)(ポスター)  2011年6月 

     詳細を見る

    記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

  • JNK経路による開口放出制御の解析

    森靖典, 増山典久, 後藤由季子

    第26回日本神経科学大会(名古屋)(ポスター)  2003年7月 

     詳細を見る

    記述言語:日本語   会議種別:ポスター発表  

▼全件表示

受賞

  • 日本細胞生物学会論文賞

    2005年5月  

     詳細を見る

    受賞区分:学会誌・学術雑誌による顕彰 

その他

  • キナーゼによる分泌小胞開口放出制御機構の研究

     詳細を見る

    2005年3月24日
    博士(生命科学)取得
    http://jairo.nii.ac.jp/0021/00000069/en

担当授業科目(学内)

  • 生命科学特論II(病態制御学) 重要な業績

    2022年度  科目区分:修士(大学院)

  • 生化学A 重要な業績

    2022年度  科目区分:共通教育(学部)

  • 生化学B

    2022年度  科目区分:共通教育(学部)

  • 病態生理論II

    2022年度  科目区分:共通教育(学部)

  • 神経科学

    2022年度  科目区分:共通教育(学部)

  • 生命科学特論II(病態制御学)

    2023年度

  • 脳病態医学特論

    2023年度

  • 神経科学

    2023年度

▼全件表示

その他の学部学生指導

  • 2022年度

    クラス担任(期間): 2021年 - 2023年

    スモールクラス担任

所属学協会

  • 日本細胞生物学会

    2014年4月 - 現在

  • 日本分子生物学会

    2010年6月 - 現在

  • 日本神経科学会

    2007年6月 - 現在