2024/07/25 更新

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ニイノ タカノリ
新野 貴則
Nino Takanori
所属
大学院 総合研究部 教育学域 教育学系(教育実践創成講座) 教授
職名
教授
連絡先
メールアドレス

経歴

  • 山梨大学 教育人間科学部 美術教育講座 准教授

    2007年9月 - 現在

  • 国立教育政策研究所 教育課程研究センター 基礎研究部 研究員

    2002年4月 - 現在

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    備考:2007/08/31マデ

  • 小国町立小国小学校 非常勤講師

    2001年4月 - 現在

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    備考:2001/09/28マデ

学歴

  • 兵庫教育大学

    - 2001年3月

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    国名: 日本国

    備考: (事項) 兵庫教育大学 大学院連合 学校教育学研究科 教科教育実践学専攻 芸術系教育連合講座 修了

  • 上越教育大学

    - 1997年3月

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    国名: 日本国

    備考: (事項) 上越教育大学 大学院 学校教育研究科 教科・領域教育専攻 芸術系コース(美術) 修了

  • 岩手大学

    - 1995年3月

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    国名: 日本国

    備考: (事項) 岩手大学 教育学部 特別教科(美術・工芸)教員養成課程 卒業

学位

  • 博士(学校教育学) ( 2001年3月   兵庫教育大学 )

研究分野

  • 人文・社会 / 教科教育学、初等中等教育学  / 図画工作・美術教育

研究キーワード

  • 図画工作科・美術科教育

研究テーマ

  • 図画工作、美術教育における子どもの表現行為の研究

論文

  • 図画工作科における主体的な学びの実現を目指す指導方法に関する研究 ―学びの構造と授業の構造,または発問構成について― 査読 重要な業績

    新野貴則 市川安紀

    美術教育学   ( 44 )   235 - 250   2023年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:美術科教育学会  

  • 創造的な造形表現活動の構造 ―イメージと造形記号の関係に焦点をあてて― 査読 重要な業績

    新野貴則

    美術教育学   ( 37 )   329 - 340   2016年3月

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    担当区分:筆頭著者, 最終著者, 責任著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    本論は,子供の創造的な表現活動の構造を明らかにすることが目的である。まずは,子供の表現活動を何らかのイメージを造形記号に表す活動としてとらえ,鬼丸吉弘の描画の発達段階論を読み直した。その上で,アンリ・ベルクソンのイメージに関する理論に基づいてイメージを造形記号に表す論理を構築した。この論理から,子供が創造的な表現活動を実現するためには,二重の努力が必要であると結論付けた。一つは,思いや感覚の深みへ飛び込み,身を任せることによって複雑なイメージを形成することであり,もう一つは,試行錯誤しながら徐々にイメージを造形記号に表していくことである。

  • 図画工作科・美術科教育における主体的な学びに関する考察 ―学びの主体のイメージモデル構築のための試論― 査読 重要な業績

    新野貴則

    美術教育学   ( 35 )   383 - 394   2014年3月

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    担当区分:筆頭著者, 最終著者, 責任著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    この考察は,図画工作科・美術科教育において,子どもの主体的な学びが実現するという場合の,学習主体のイメージモデルを構築することを目的とするものである。教師によって期待される学びの主体のイメージと状況に応じて生成変化する主体のイメージの二つの対照的なイメージモデルを措定し,それぞれについて検討した。その結果,主体的な学びを阻害するのは,学ぶ主体の身体のあり様を狭めてしまうことであり,子どもが自ら感覚を働かせながら他者や対象とかかわり,学びを展開することができるのであれば,二つの学びの主体のイメージモデルは,同じ主体的な学びを実現する主体の両側面といえることが明らかになった。

  • 図画工作・美術教育における意味生成の学びの位相 査読 重要な業績

    新野貴則

    美術教育学   ( 32 )   341 - 353   2011年3月

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    担当区分:筆頭著者, 最終著者, 責任著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    本論では,言語や感覚,時間に関する諸論考を手がかりに図画工作・美術教育における意味生成の学びの機制について考察し,それを三つの位相でとらえた。一つ目は象徴秩序に基づきながら子どもにとって新たな意味を生み出していく学び。二つ目は,象徴秩序ではとらえきれないものを感覚しながら有用な行動に結びつく運動図式を獲得していく学び。三つ目は行動の有用性から離れて,感覚することそのものを楽しむかのように意味を生成していく学びである。

  • 図画工作、美術教育における意味生成としての学びの論理 査読 重要な業績

    新野貴則

    美術教育学   ( 29 )   395 - 407   2008年3月

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    担当区分:筆頭著者, 最終著者, 責任著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    本稿は,図画工作,美術における意味生成としての学びの論理の構築を試みるものである。その手がかりとして,子ども自身が感性的なものを働かせ,意味をつくりだすことを図画工作,美術の学びの特徴ととらえる。さらに,このような学びを二つの側面からとらえる。一つは,意味を構築するという側面,もう一つは意味を解体しつつ,構築するという側面である。いずれの場合も子どもが主体的に自らの力を発揮することによって可能になるものであり,このことが不断の意味生成としての学びの実現に結びつく。

  • 意味生成としての学びに関する一試論 ― 教育における時間の問題と芸術教育の役割 ― 査読 重要な業績

    新野貴則

    美術教育学   ( 28 )   293 - 305   2007年3月

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    担当区分:筆頭著者, 最終著者, 責任著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:美術科教育学会  

    教育における時間の問題を提示し,その解決へ向けて考察を進めることによって,意味生成としての学びの教育的な意義と芸術教育における実現可能性について論じたものである。この教育における時間の問題とは,子どもがそのつどの学びの意義を確かめることができないまま,子どもには学びの結果だけが求められる状況を指している。これに対して,子どもの学びのそのつどを重視するために,学びを子どもが自ら意味を生成する行為であるととらえ,そのことの教育的な意義を時間論,自己論,言語学などを手がかりに明らかにした。

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書籍等出版物

  • 子どもの資質・能力を育む 図画工作科教育法 重要な業績

    編著:新野貴則、福岡知子 著者:秋山敏行、犬童昭久、内田裕子、岡田陽子、鎌宮好孝、郡司明子、河野敬重、佐伯育郎、佐藤賢司、竹内晋平、竹本封由之進、冨田晃、新實広記、西園政史、藤丸一郎、本田悟郎、松崎としよ、村上タカシ、山本政幸( 担当: 共著 範囲: 編著)

    萌文書林  2019年8月   ISBN:978-4-89374-287-8

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    総ページ数:255   担当ページ:pp.8-31, p.78, 105, 209   記述言語:日本語   著書種別:教科書・概説・概論

    教員養成課程における図画工作科に関する科目のために執筆された教科書である。図画工作科の学びの基本的な考え方から、内容、方法、具体的な実践事例、そして、発展的な内容について幅広く概説した。なお、担当は書籍全体の構成、及び、図画工作科教育の基本的な考え方について執筆した。

  • 小学校新学習指導要領の授業 図画工作科 実践事例集 重要な業績

    編・著者:新野貴則 執筆者:斉藤和美,堀口基一,朝重久美子,森實祐里 他11名( 担当: 編者 範囲: pp.4-5)

    小学館  2010年3月 

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    総ページ数:111   記述言語:日本語  

    図画工作科の実践事例集である。 主に本書の全体の構成、及び、各事例紹介の構成を行った。その際には、子どもが自らの力を発揮してえいる様子が伝わるよう工夫した。

  • 小学校新学習指導要領の展開図画工作編 重要な業績

    編著:新野貴則,石賀直之,著:新野貴則,小林真理子,木村早苗,鈴木陽子,橋本忠和,玉置一仁,長田謙一,大泉義一,岡田京子,山根淳一,本間基史,岡照幸,一条彰子,石賀直之,立川泰史,北川智久,大杉健,三澤一実( 担当: 編者 範囲: -)

    明治図書出版  2008年12月 

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    総ページ数:168   担当ページ:3,9-47,158-163   記述言語:日本語  

    平成20年3月に改訂された図画工作の学習指導要領の解説するとともに,その学習指導要領に基づいた実践の事例を紹介したものである。解説編は,新しい図画工作の学習指導要領の構造が今回の改訂により分かりやすく整理されたことを受けて,全体の構造が分かるよう構成・執筆した。実践編は,新たに「共通事項」が設けられたことから,これに示されたことが実践に生かされる様子を分かりやすく写真で示すなど工夫して提示した。解説編を担当。

担当授業科目(学内)

  • 図画工作科・美術科の本質と目標・内容構成

    2024年度  科目区分:修士(大学院)

  • 学部入門ゼミ

    2023年度

  • 図画工作科内容論

    2023年度  科目区分:専門教育(学部)

  • 初等図画工作科の教材研究と授業構想

    2023年度  科目区分:修士(大学院)

  • 図画工作科・美術科の本質と目標・内容構成

    2023年度  科目区分:修士(大学院)

  • 図画工作科内容論

    2023年度  科目区分:専門教育(学部)

  • 美術科教育法総論Ⅰ 重要な業績

    2014年度  科目区分:専門教育(学部)

  • 初等図画工作科教育学 重要な業績

    2014年度  科目区分:専門教育(学部)

  • 図画工作科内容論B 重要な業績

    2014年度  科目区分:共通教育(学部)

  • 美術科教育法総論Ⅱ 重要な業績

    2014年度  科目区分:専門教育(学部)

  • 美術科教育法各論Ⅰ 重要な業績

    2014年度  科目区分:専門教育(学部)

  • 図画工作科内容論A 重要な業績

    2014年度  科目区分:専門教育(学部)

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社会貢献活動

  • 小学校図画工作科教科書編集委員

    日本文教出版株式会社  2022年4月 - 2024年3月

  • 評価規準、評価方法等の工夫改善に関する調査研究協力者

    国立教育政策研究所  2020年5月 - 2022年3月

  • 学習指導要領等の改善に係る検討に必要な専門的作業協力者

    文部科学省初等中等教育局  2017年4月 - 2019年3月

  • 学習指導要領(高等学校、芸術(美術・工芸))改善協力者会議 協力者

    文部科学省  2006年11月 - 2007年8月

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    (活動の内容)
    学習指導要領(高等学校、芸術(美術・工芸))の改訂作業

所属学協会

  • 大学美術教育学会

  • 美術科教育学会