2024/06/30 更新

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コウジン ヒロユキ
荒神 裕之
Hiroyuki Kojin
所属
大学院 総合研究部 医学域 臨床医学系(医療安全学) 教授
職名
教授

経歴

  • 全国土木建築国民健康保険組合 総合病院 厚生中央病院   整形外科   医員

    2004年4月 - 2018年12月

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    備考:医療安全管理担当院長補佐(2009~)

  • 横浜市立港湾病院   整形外科   医員

    2002年4月 - 2004年3月

  • (財)聖路加国際病院   外科系レジデント

    2000年4月 - 2002年3月

学歴

  • 東京医科大学   社会人大学院・研究系   公衆衛生学分野

    2013年4月 - 2018年12月

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    国名: 日本国

  • 早稲田大学   大学院法務研究科

    2004年4月 - 2008年3月

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    国名: 日本国

  • 琉球大学   医学部   医学科

    1994年4月 - 2000年3月

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    国名: 日本国

学位

  • 法務博士(専門職) ( 2008年3月   早稲田大学 )

  • 博士(医学) ( 2018年12月   東京医科大学 )

研究分野

  • ライフサイエンス / 医療管理学、医療系社会学

  • ライフサイエンス / 医療管理学、医療系社会学

  • 社会基盤(土木・建築・防災) / 社会システム工学

  • ライフサイエンス / 医療技術評価学

  • 人文・社会 / 新領域法学

  • 人文・社会 / 認知科学

  • ライフサイエンス / 整形外科学

  • ライフサイエンス / 衛生学、公衆衛生学分野:実験系を含む

  • 情報通信 / 生命、健康、医療情報学

  • ライフサイエンス / 衛生学、公衆衛生学分野:実験系を含まない

  • ライフサイエンス / 医療管理学、医療系社会学

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研究キーワード

  • 医療対話

  • 医療コンフリクト・マネジメント

  • 医療安全

  • 医療の質

  • 患者相談

  • 患者中心の医療

  • 患者参加

  • 価値協創

  • レジリエンス・エンジニアリング

  • 医療法学

  • 医療対話

  • 医療安全

  • 医療の質

  • 共同意思決定

  • ポピュレーションヘルス

  • ヘルス・リテラシー

  • コンフリクト・マネジメント

  • 地域包括ケア

  • 整形外科学

  • 臨床倫理学

  • 行動科学

  • 医療法学

共同研究・競争的資金等の研究

  • 医療安全の患者参加促進要因としての患者・家族の心理的安全性の尺度開発と実態解明

    2019年10月 - 2021年3月

    科学研究費補助事業  研究活動スタート支援  2019年度 第2回 研究活動スタート支援

    荒神 裕之

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    担当区分:研究代表者  資金の種類:科学研究費補助金

  • 患者中心の医療を支える意思決定支援のための系統的な情報提供方法の開発と効果検証

    研究課題/領域番号:20K18846  2020年4月 - 2024年3月

    日本学術振興会  山梨大学  科学研究費助成事業 若手研究  若手研究

    荒神 裕之

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    研究計画に従い、前年度に行った泌尿器科領域における意思決定ガイドについての論文渉猟で得られた2本の論文に基づき、今回新たに作成する前立腺癌に関するDecision aid(DA:意思決定ガイド)の具体的な内容につき作成を開始した。具体的には、動画コンテンツ作成の作成を委託する山梨ニューメディアセンターと共同し、Michigan Cancer Center(MCC)が作成した前立腺癌に関するDAを元に、本学の泌尿器科専門医及び放射線治療専門医の監修の下、日本における治療の内容や位置づけを加味したDAの内容を策定中である。
    新たなDA策定に当たり、日本において先行してDAの作成を行っている研究グループにより、意思決定ガイドの国際基準(IPDAS checklist)日本語版が既に公表されていることが判明したため、現在作成中の本DAについても本国際基準に準拠した作成プロセスに沿うよう、国際基準の内容の確認中である。
    本DAの特徴の1つである動画作成に関しては、前立腺癌で用いられる手術支援ロボットDa Vinchiのトレーニングへの立ち合いを行い、ロボット手術に関連する画像の撮影を完了した。また、患者、家族の理解に資するDAとなるよう、アバターを用いた解説部分を採用することとし、動画コンテンツの作成担当者がアバターの作成を行った。
    患者、家族の視点からのコンテンツ精選作業については、上記のDA内容の確定が遅延しており、加えて、新型コロナウイルス感染症まん延の継続で、院内への立ち入り等が制限されている状況が続いているために滞っている。引き続き、ZOOMなどを用いた非接触の面談調査を開始できるよう検討を行っている。

  • シミュレーション学修を取り入れた実践能力向上研究倫理教育プログラムの開発と評価

    研究課題/領域番号:20K03104  2020年4月 - 2023年3月

    日本学術振興会  東邦大学  科学研究費助成事業  基盤研究(C)

    廣井 直樹, 中村 陽一, 荒神 裕之, 中村 豊, 中田 亜希子

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    人を対象とする医学系研究では、弱者に寄り添う医療者が「研究者」となるがゆえに存在する倫理的課題があり、患者が研究対象者となることを想定した倫理教育を実施する必要がある。知識や問題解決能力の修得に関する教育手法はすでに実施可能な体制が整っているが、既存の学修ツールでは行動や態度の育成には不十分であると考えられ、知識と行動や態度のギャップを埋めるシミュレーション教育が必要である。
    ①2020年度は、模擬被験者とのシミュレーションを組み込んだ授業・研修プログラム(模擬被験者介入研究倫理実務者養成コース)を開発する。②2021~2022年度は、大学院の授業でこの研究倫理実務者養成コースを実践し、その有効性を検証・評価することを本研究の目的としていた。
    2021度も2020年度に引き続きCOVID-19感染拡大のため、「模擬被験者養成コース」の開催が困難であった。多くの模擬患者は高齢であり遠隔での養成コースへの参加が困難であるのか理由である。カリキュラム開発に関しては、大学院教育課程も遠隔演習に対応する必要があるため、引き続き遠隔授業に向けたプログラム作成を行っている。
    研究の推進のための各共同研究者との打ち合わせ等に関しても、共同研究者は各大学の教育担当部門の教員であり、COVID対応のため会議の開催が困難であった。

  • 医療安全の患者参加促進要因としての患者・家族の心理的安全性の尺度開発と実態解明

    研究課題/領域番号:19K24253  2019年8月 - 2021年3月

    日本学術振興会  山梨大学  科学研究費助成事業 研究活動スタート支援  研究活動スタート支援

    荒神 裕之

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    医療分野における心理的安全性の結果を踏まえ、心理学分野での心理的安全性に関する理論的背景をもとに作成した患者・家族の心理的安全性の測定尺度の候補である30項目の質問項目について、インターネット調査会社に委託して信頼性と妥当性を検証する目的で質問紙調査を実施した。調査は、2021年6月にインターネット調査会社の20-80歳代の登録者のうち、性・年齢階級で層別抽出した全国の3857人を対象に行い、採択基準に該当し除外基準に該当しない1505人を解析対象として患者・家族の心理的安全性の測定尺度の信頼性及び妥当性に関する検証を行った。因子分析により30項目のうち、8項目の質問を除外し、4因子、22項目に質問項目を精選した。具体的には、「医療者とのチーム(5項目)」「医療者の理解と配慮(6項目)」「医療者との良好でない関係性(7項目)」「医療者への信頼(4項目)」の構造であり、いずれの質問項目においても天井効果及び床効果も認めなかった。また、信頼性についても、質問票全体及び各因子で、クロンバックα=0.835から0.937の範囲にあり良好な結果が得られた。現在は、これら解析結果に関する研究論文の投稿準備中である。
    次に、インターネット調査で得られた個別質問項目の結果に基づき、患者・家族の心理的安全性に関連する内容として、「患者本人が通院・入院で認識するエラーやトラブルの頻度や内容に関する疫学的調査」の解析を行った。この結果については、第80回日本公衆衛生学会総会においてポスター発表を行った。加えて、患者・家族の心理的安全性に密接な関わりを持つ医療従事者の心理的安全性に関連して、医療従事者のピアサポートに関する冊子の刊行を行った。

論文

  • 協調的対話のあり方と方法、言語コミュニケーションのコツ 招待

    荒神裕之

    臨床栄養   139 ( 1 )   4 - 8   2021年7月( ISSN:0485-1412 )

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    担当区分:筆頭著者, 最終著者, 責任著者   記述言語:日本語   掲載種別:(MISC)総説・解説(商業誌)   出版者・発行元:医歯薬出版(株)  

  • 医療・健康分野におけるスマートフォンおよびウェアラブルデバイスを用いた身体活動の評価 現状と今後の展望 査読

    天笠志保,荒神裕之,鎌田真光,福岡豊,井上 茂

    日本公衆衛生学会雑誌   68 ( 9 )   585 - 596   2021年6月( ISSN:2187-8986 )

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:一般社団法人日本公衆衛生学会  

    DOI: 10.11236/jph.20-143

  • 対話をむずかしくする感情とその対処としての共感、非言語コミュニケーション 招待

    荒神 裕之

    臨床栄養   138 ( 7 )   1036 - 1041   2021年6月( ISSN:0485-1412 )

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    担当区分:筆頭著者, 最終著者, 責任著者   記述言語:日本語   掲載種別:(MISC)総説・解説(商業誌)   出版者・発行元:医歯薬出版(株)  

  • なぜ栄養士にコンフリクト・マネジメントが必要か、なぜ相手に伝わらないのか 招待

    荒神裕之

    臨床栄養   138 ( 5 )   644 - 648   2021年5月( ISSN:0485-1412 )

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    担当区分:筆頭著者, 最終著者, 責任著者   記述言語:日本語   掲載種別:(MISC)総説・解説(商業誌)   出版者・発行元:医歯薬出版(株)  

  • A Study of the Patient Acceptance Capacity of the Yamanashi Prefecture Medical System amid the Coronavirus Disease 2019 Pandemic 査読

    Hiroyuki Kojin, Osamu Inoue, and Hiroyuki Kinouchi

    JMA Journal   4 ( 1 )   24 - 31   2021年1月( ISSN:2433-3298 )

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    担当区分:筆頭著者, 責任著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    DOI: 10.31662/jmaj.2020-0034

  • 新型コロナウイルス感染症流行下における身体活動研究の現状 デジタル技術の革新・普及による身体活動研究の方法論的特徴とその知見 査読

    天笠志保,荒神裕之,門間陽樹,鳥取伸彬,井上茂

    運動疫学研究   23 ( 1 )   5 - 14   2020年12月( ISSN:2434-2017 )

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:日本運動疫学会  

  • A first case of meningitis/encephalitis associated with SARS-Coronavirus-2. 査読

    Takeshi Moriguchi, Norikazu Harii, Junko Goto, Daiki Harada, Hisanori Sugawara, Junichi Takamino, Masateru Ueno, Hiroki Sakata, Kengo Kondo, Natsuhiko Myose, Atsuhito Nakao, Masayuki Takeda, Hirotaka Haro, Osamu Inoue, Katsue Suzuki-Inoue, Kayo Kubokawa, Shinji Ogihara, Tomoyuki Sasaki, Hiroyuki Kinouchi, Hiroyuki Kojin, Masami Ito, Hiroshi Onishi, Tatsuya Shimizu, Yu Sasaki, Nobuyuki Enomoto, Hiroshi Ishihara, Shiomi Furuya, Tomoko Yamamoto, Shinji Shimada

    International journal of infectious diseases : IJID : official publication of the International Society for Infectious Diseases   94   55 - 58   2020年5月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    Novel coronavirus (SARS-Coronavirus-2:SARS-CoV-2) which emerged in Wuhan, China, has spread to multiple countries rapidly. We report the first case of meningitis associated with SARS-CoV-2 who was brought in by ambulance due to a convulsion accompanied by unconsciousness. He had never been to any foreign countries. He felt generalized fatigue and fever (day 1). He saw doctors nearby twice (day 2 and 5) and was prescribed Laninamivir and antipyretic agents, His family visited his home and found that he was unconsciousness and lying on the floor in his vomit. He was immediately transported to this hospital by ambulance (day 9). Under emergency transport, he had transient generalized seizures that lasted about a minute. He had obvious neck stiffness. The specific SARS-CoV-2 RNA was not detected in the nasopharyngeal swab but was detected in a CSF. Anti- HSV 1 and varicella-zoster IgM antibodies were not detected in serum samples. A brain MRI showed hyperintensity along the wall of right lateral ventricle and hyperintense signal changes in the right mesial temporal lobe and hippocampus, suggesting the possibility of SARS-CoV-2 meningitis. This case warns the physicians of patients who have CNS symptoms.

    DOI: 10.1016/j.ijid.2020.03.062

    PubMed

  • 95歳以上の超高齢者における大腿骨近位部骨折術後の機能予後の検討 査読

    濱畑智弘, 小杉雅英, 宮本哲, 中川雅之, 佐々木伸, 荒神裕之, 須賀潤, 松田智, 堂園隼人

    Hip Jt   41   262 - 264   2015年8月( ISSN:0389-3634 )

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    J-GLOBAL

  • Hangman骨折に第3頚椎外側塊骨折を伴ったまれな1例 査読

    濱畑智弘, 駒形正志, 中川雅之, 須賀潤, 荒神裕之, 小杉雅英

    整形・災害外科   56 ( 7 )   905 - 908   2013年6月( ISSN:0387-4095 )

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:金原出版  

    CiNii Books

    J-GLOBAL

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書籍等出版物

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講演・口頭発表等

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担当授業科目(学内)

  • 倫理学・プロフェッショナリズム

    2023年度