2024/05/01 更新

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ヤマシタ カズユキ
山下 和之
Yamashita Kazuyuki
所属
大学院 総合研究部 教育学域 人間科学系(科学教育講座) 教授
職名
教授
連絡先
メールアドレス

経歴

  • 山梨大学教授

    2016年4月 - 現在

  • 山梨大学助教授

    2003年3月 - 現在

  • 千葉大学総合情報処理センター(総合メディア基盤センター)講師

    1994年10月 - 現在

学歴

  • 京都大学   理学研究科   物理学第2専攻

    1990年4月 - 1993年3月

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    国名: 日本国

    課程: 博士

  • 京都大学大学院

    - 1993年

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    国名: 日本国

  • 京都大学

    - 1993年

  • 京都大学   理学研究科   物理学第2専攻

    1988年4月 - 1990年3月

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    国名: 日本国

    課程: 修士

  • 京都大学   理学部   物理学科

    1983年4月 - 1988年3月

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    国名: 日本国

  • 京都大学

    - 1988年

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    国名: 日本国

  • 京都大学

    - 1988年

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学位

  • 博士(理学) ( 1993年3月   京都大学 )

  • 理学修士 ( 1990年3月   京都大学 )

研究分野

  • 自然科学一般 / 素粒子、原子核、宇宙線、宇宙物理にする理論  / 宇宙論、銀河形成論、流体数値計算

  • 情報通信 / 情報学基礎論  / 情報処理

  • 自然科学一般 / 素粒子、原子核、宇宙線、宇宙物理にする理論

  • 情報通信 / 情報学基礎論

研究キーワード

  • 銀河形成論

  • 銀河形成

  • 素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理

  • 流体計算

  • 流体数値計算

  • 情報学基礎

  • 情報処理

  • 宇宙論

  • Information Processing

  • Hydrodynamical Simulation

  • Galaxy Formation

  • Cosmology

  • Astrophysics

研究テーマ

  • 膨張宇宙における銀河形成過程

  • 大学における情報教育

共同研究・競争的資金等の研究

  • A Numerical Study of Galaxy Formation and the Large Scale Structure of the Universe

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    資金種別:競争的資金 

  • 膨張宇宙における銀河形成過程

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    資金種別:競争的資金 

  • 大学における情報教育

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    資金種別:競争的資金 

  • Information Processing Education for University Students

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    資金種別:競争的資金 

  • Galaxy Formation in the Expanding Universe

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    資金種別:競争的資金 

論文

  • 粒子概念と物質量の利便性に焦点を当てた物質量概念形成のための授業実践

    西尾郁哉、手塚麗湖、山下和之

    教育実践学研究 : 山梨大学教育学部附属教育実践総合センター研究紀要   ( 26 )   2021年3月( ISSN:1345-4161 )

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    担当区分:最終著者, 責任著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要)   出版者・発行元:山梨大学教育学部付属教育実践総合センター  

  • 量計算の式に単位を含めるか

    伊藤雅貴、山下和之

    山梨大学教育学部紀要   ( 31 )   215 - 224   2021年3月( ISSN:2433-0418 )

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    担当区分:最終著者, 責任著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要)   出版者・発行元:山梨大学教育学部  

    理科では行われている一方で、算数・数学で一般的に行われていない、式に単位を記すことについて、学習指導要領や教科書、指導書、例題等で検討し、その是非について検討した。

  • AMR-MHD simulation of CME propagation in solar wind generated on split dodecahedron grid 査読 重要な業績

    Tomoya Ogawa, Mitsue Den, Takashi Tanaka, K. Yamashita

    Proceedings of the International Astronomical Union   13   314 - 317   2018年7月( ISSN:1743-9213 )

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    担当区分:最終著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(国際会議プロシーディングス)   出版者・発行元:International Astronomical Union  

    惑星間空間のコロナ質量放出のシミュレーションを2015年3月17日に発生した磁気嵐と関連させて行った。階層的格子構造を用い、適合型格子法によってコロナ質量放出による衝撃波と共動回転する相互作用領域を取り扱っている。初期条件と境界条件は他の12面体によるシミュレーションによって求めたものを用いる。観測された放出速度に合わせたモデルの衝撃波は地球到達に観測値よりも20%遅かった。一方、到達時刻に合わせたモデルでは前述のモデルよりも30%速い放出速度を必要とすることがわかった。

    DOI: 10.1017/S174392131700833X

  • Multi-Scale Simulations of Magnetic Reconnection Using Particle-in-Cell and Magnetohydrodynamics with Adaptive Mesh Refinement Technique 査読 重要な業績

    Tomoya Ogawa, Shunsuke Usami, Ritoku Horiuchi, Mitsue Den, K. Yamashita

    Plasma and Fusion Research   11   2401096-1 - 2401096-5   2016年6月( ISSN:1880-6821 )

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    担当区分:最終著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)   出版者・発行元:The Japan Society of Plasma Science and Nuclear Fusion Research  

    磁気リコネクション数値計算をマルチスケールの3次元プラズマコードにより行った。制限された領域にPIC法を用い、それ以外の広い領域に適合型格子法のMHDを用いる。これらの方法により、微細構造から大構造までを小さい計算資源によって計算することができた。その方法の詳細と結果について示す。

  • Simulation of Magnetic Reconnection in Magnetotail by Interlocking Particle-in-Cell and Magnetohydrodynamics on Hierarchical Mesh 重要な業績

    Ogawa, T.; Usami, S.; Horiuchi, R.; Den, M.; Yamashita, K.; Tanaka, T

    American Geophysical Union, Fall Meeting 2015, abstract   SM51B   2565 - 2565   2015年12月

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    記述言語:英語   掲載種別:(MISC)研究発表要旨(全国大会,その他学術会議)   出版者・発行元:American Geophysical Union  

    階層格子の磁気流体計算法と粒子法を組み合わせた磁気リコネクションの数値計算法を紹介したものである。

  • Multi-scale Simulations of Magnetic Reconnection Using Particle-in-Cell and Magnetohydrodynanmics with Adaptive Mesh Refinement Technique 重要な業績

    Tomoya OGAWA, Shunsuke USAMI, Ritoku HORIUCHI, Mitsue DEN,Kazuyuki YAMASHITA

    25th International Toki Conference (ITC-25)   233 - 233   2015年11月

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    担当区分:最終著者   記述言語:英語   掲載種別:(MISC)研究発表要旨(全国大会,その他学術会議)   出版者・発行元:National Institute for Fusion Science  

    粒子法と階層型格子流体計算を領域に分けて用いる手法の開発を行い、その報告を行った。

  • 大学教育のカリキュラム可視化ツールの開発 重要な業績

    浅野真之,山下和之

    日本教育工学会研究報告集「学習支援環境とデータ分析/一般」   179 - 186   2015年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(研究会,シンポジウム資料等)  

    (担当部分:可視化プログラム作成と研究指導)大学の専門科目間の関係を可視化することを目的として、シラバス文書から単語を抽出して、それを科目間で比較し、科目間の関係性の程度を数値化して、独自の方法を用いて関係グラフを生成するまでの手法を開発した。その報告を行った。

  • 月に対する教員志望学生の認識状態の分析---月の見かけの形を中心として--- 重要な業績

    佐藤寛之,一瀬絢子,松森靖夫,山下和之

    山梨大学教育人間科学部紀要   16   179 - 186   2015年3月

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    担当区分:最終著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要)  

    (担当部分:データ整理)月の見かけの形についての認識調査を教員志望学生に対して行い、その認識状態が低いことがわかり、その根拠を調べた。様々なプリコンセプションが関係すると考えられ、それらを解決するのに有効な学習指導資料の作成の足掛かりが得られた。

  • 動力学的手法による関係グラフの作成 重要な業績

    山下和之

    山梨大学教育人間科学部紀要   16   187 - 194   2015年3月

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    担当区分:筆頭著者, 最終著者, 責任著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要)  

    項目が多数あり、各項目間の関係の強さが与えられているとき、その関係グラフを動力学的に作成する方法を開発した。各項目を質点とし、項目間の関係の強さを質点間のばねの自然長として動力学の問題とし扱うものである。基本的な関係が関係グラフとして正しく表されることが確認された。

  • 回転楕円体の水滴による虹の形成 重要な業績

    山下和之

    山梨大学教育人間科学部附属教育実践総合センター紀要   20   199 - 210   2015年3月

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    担当区分:筆頭著者, 最終著者, 責任著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要)  

    通常仮定される球形ではなく、回転楕円体の形状を持った水滴で散乱された光が虹を形成する条件を求めた。回転楕円体の扁平率によって2種類の波長の光の散乱光がどのように分布するかをシミュレーションによって求め、虹が保たれるための扁平率の条件を得た。

  • Particle Acceleration in Shock Wave Produced by Coronal Mass Ejection 査読

    Kazuyuki Yamashita,Mitsue Den,Tomoya Ogawa,Tatsuo Yoshida

    International Journal of Applied Physics and Mathematics   5 ( 1 )   8 - 17   2015年1月

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    担当区分:筆頭著者, 責任著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    (担当部分:流体計算と粒子加速計算と考察)太陽表面でのコロナ質量放出による惑星間衝撃波を適合型格子法による流体計算によって再現し、その衝撃波による粒子加速現象を解析した。拡散係数を一定としたモデルと粒子のエネルギーにほぼ比例するモデルの比較を行った。衝撃波が地球に到達したときの加速粒子のスペクトルは再現できたが、到達前のフラックスが小さいことと拡散係数が粒子のエネルギーにほぼ比例するモデルでは低エネルギーのフラックスが小さいという問題点が明らかとなった。

  • Development of Simulation Code Connecting Particle-in-Cell and Magnetohydrodynamics on Hierarchical Mesh 査読 重要な業績

    Tomoya Ogawa, Shunsuke Usami, Ritoku Horiuchi, Mitsue Den, Kazuyuki Yamashita

    Proceedings of the 12th Asia Pacific Physics Conference, JPS Conf. Proc. Vol.1, 016013, 2014, pp.016013-1~016013-5   1 ( 016013 )   1 - 5   2014年3月

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    担当区分:最終著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(国際会議プロシーディングス)   出版者・発行元:JPS  

    (担当部分:適合型格子法プログラム作成)磁気流体格子法とパーティクル・イン・セル法を合体させた磁気流体プラズマの計算法の開発を行った。内側の小さい領域では少数の粒子で計算できるパーティクル・イン・セル法を用い、その外の領域では格子法を用いるというハイブリッド型の計算法の開発状況に関して報告した。

  • Simulations of Coronal Mass Ejection with Structured Ambient Solar Wind

    Mitsue Den, ,Tomoya Ogawa, ,Kazuyuki Yamashita

    Annual Report of National Institute for Fusion Science   407 - 407   2013年11月

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    担当区分:最終著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要)  

    (担当部分:流体計算プログラム作成)太陽表面でのコロナ質量放出による衝撃波を太陽風環境で再現し、衝撃波中での粒子加速を調べた。特に、加速前の粒子のエネルギースペクトルを観測に基づいたものを採用した場合の計算を試行した。

  • Simulations of Shock Wave Acceleration of High Energy Particles Associated with Coronal Mass Ejections

    Den, M.,Ogawa, T.,Yamashita, K

    Annual Report of National Institute for Fusion Science   396 - 396   2012年11月

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    担当区分:最終著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要)  

    (担当部分:流体計算プログラム作成)太陽表面で生じたコロナ質量放出によって生成された衝撃波の伝播の流体計算を行い、その衝撃波中での粒子加速を調べた。3次元流体シミュレーションをもとにした粒子加速の解析が可能であることを確認した。

  • Three-dimensional simulations of explosive phenomena on the solar surface 重要な業績

    Mitsue Den,Tomoya Ogawa,Kazuyuki Yamashita

    Annual Report of National Institute for Fusion Science   335 - 335   2011年11月

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    担当区分:最終著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要)  

    (担当部分:流体計算プログラム作成)3次元流体数値シミュレーションによって、太陽風環境下でのコロナ質量放出(CME)で生じた衝撃波の伝播過程への影響を調べた。太陽風の磁場構造とCME発生場所の位置関係により衝撃波伝播に要する時間は大きく変わることがわかった。

  • 太陽風構造と CME 衝撃波の相互作用の流体シミュレーション 査読

    小川智也,田光江,亘慎一,山下和之

    日本流体力学会誌「ながれ」別冊   28   103 - 103   2009年12月

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    担当区分:最終著者   記述言語:日本語   掲載種別:(MISC)研究発表要旨(全国大会,その他学術会議)  

    (担当部分:流体計算プログラム考案、データ解析)太陽風と、CMEに起因する惑星間空間衝撃波との相互作用を計算した。計算に用いた太陽風モデルは、高速風領域と低速風領域を持ち、それらが惑星間空間に構造を作り出す。CME衝撃波途中で経験する太陽風の状況により、地球到達までの時間と到達時の変動が、どのように影響を受けるか調べた。

  • Classifying Polysemies using a Graph-based Clustering 査読

    F. Fukumoto, ,K. Yamashita,and Y. Suzuki

    In Proc. of the 4th Language and Technology Conference   210 - 214   2009年11月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(国際会議プロシーディングス)  

    (担当部分:クラスタリング計算プログラム作成)大規模データから抽出した文の構文構造から得た動詞の格構造パターンによるLevin's verb class に基づく日本語動詞の意味分類の手法を提案した。Levin's verb classでは全動詞が多義で語義は細分化されており、高精度な分類手法が不可欠となる。本論文は磁性体分類のためのソフトクラスタリング手法を拡張して多義を含む日本語動詞の意味分類を行った。18年分の新聞記事を用いた実験から従来のEMアルゴリズムよりも高精度で分類できることがわかった。

  • Retrieving Bilingual Verb-noun Collocations by Integrating Cross-Language Category Hierarchies 査読

    Fumiyo Fukumoto,Yoshimi Suzuki,Kazuyuki Yamashita

    Proceedings of the 22nd International Conference on Computational Linguistics (Colling 2008)   233 - 240   2008年8月

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    担当区分:最終著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(国際会議プロシーディングス)  

    (担当部分:実装、及び評価の一部)コンパラブルコーパス(同時期に報道された多言語テキスト)から対訳語を高精度で抽出する手法を提案した。コンパラブルテキストから関連文書を抽出するのにインターネットディレクトリの統合手法を用い、文書対から対訳語を抽出するのに文書検索と文検索を組み合わせた方法を用いることにより、高精度化が実現できることを示した。

  • Simulation of Interplanetary Shock Wave Caused by CME on August 25 2001 査読

    Tomoya Ogawa,Mitsue Den,Takashi Tanaka,Kazuyuki Yamashita

    Advances in Geosciences, Volume 2: Solar Terrestrial   65 - 71   2006年4月

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    担当区分:最終著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    (担当部分:データ解析)太陽コロナからの質量放出現象及びその後地球近傍に衝撃波が到達したことが観測により得られている。これらの情報をもとに、衝撃波の伝播について適合型格子法によって計算を行った。これまで計算メモリの制約から得られなかった衝撃波の構造をシミュレーションによって求められることが示された。

  • Simulation of Interplanetary Shock Wave Caused by CME on August 25, 2001

    Mitsue Den,Tomoya Ogawa,Takashi Tanaka,Kazuyuki Yamashita

    Annual Report of National Institute for Fusion Science, April 2005-March 2006   374 - 374   2006年3月

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    担当区分:最終著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要)  

    (担当部分:データ解析)太陽コロナからの質量放出現象及びその後地球近傍に衝撃波が到達したことが観測により得られている。これらの情報をもとに、衝撃波の伝播について適合型格子法によって計算を行った。これまで計算メモリの制約から得られなかった衝撃波の構造をシミュレーションによって求められることが示された。

  • 高等学校普通教科情報担当教員を対象とする山梨大学・山梨県地域貢献特別支援事業の実施と評価 重要な業績

    成田雅博,山下和之,秋山政司,竹内悟司,宿澤将憲,岸本保美,田中雅明

    「教育実践学研究」(山梨大学教育人間科学部附属教育実践総合センター研究紀要)   11   98 - 118   2006年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要)  

    (担当部分:教員研修とカリキュラム研究の各一部)文部科学省地域貢献特別支援事業により実施した「高等学校新教科「情報」担当教員支援」についての報告である。教員研修とカリキュラム研究についての活動と今後の本活動の課題について論じた。

  • The Initial Condition of Cosmological High-Resolution Simulations

    小川智也、海老修一、山下和之、田光江

    New Cosmological Data and the Values of the Fundamental Parameters, Proceedings of IAU Symposium #201   499 - 499   2005年12月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(国際会議プロシーディングス)   出版者・発行元:Astronomical Society of the Pacific  

    (担当部分:問題提起と結果の考察)宇宙の構造形成の計算において、適合型格子法による初期値問題解法数値計算のような空間の一部分を高解像度で表すものを用いる場合に、その初期データも空間的に高い解像度で表す必要性があることを論じ、その手法を提示した。

  • 流体の近似的リーマン解法(2) 重要な業績

    山下和之

    山梨大学教育人間科学部紀要   6 ( 2 )   46 - 73   2005年3月

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    担当区分:筆頭著者, 最終著者, 責任著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要)  

    流体の数値計算法について解説した後編である。空間を3次元で取り扱う上で時間精度を2次精度から落とさないための必要な処理について述べた。Roe 法に基づく Chakravarthy-Osher 法と MUSCL 法に対して検証を行い、それに必要な衝撃波管問題の解説とプログラムソースコードを示した。

  • Mixing of Young Neutron Star Debris Into Supernova Envelopes

    Ayato Noro,Shigeki Miyaji,Kazuyuki Yamashita,Tomoya Ogawa,Mitsue Den

    Young Neutron Stars and Their Environments, IAU Symposium no. 218   37 - 37   2004年12月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(国際会議プロシーディングス)  

    (担当部分:流体計算プログラム作成)レイリー・テイラー不安定性の3次元的成長のシミュレーションを超新星爆発 SN1987A について適合型格子法による流体計算で 4096x4096x4096 の空間解像度で行った。10%の揺らぎを与えたところ、He/H の接触面は高速度で超新星残骸の外に突出することがわかった。

  • 流体の近似的リーマン解法(1) 重要な業績

    山下和之

    山梨大学教育人間科学部紀要   6 ( 1 )   176 - 201   2004年9月

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    担当区分:筆頭著者, 最終著者, 責任著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要)  

    流体の数値計算法について解説した前編である。基本となる空間1次元の場合の取り扱いについて、TVD 法である Roe 法を取り上げ、空間精度を3次精度まで高める方法として Chakravarthy-Osher 法と MUSCL 法を比較検証した。

  • レイリー・テイラー不安定性成長シミュレーションの次元効果 査読 重要な業績

    野呂文人,小川智也,宮路茂樹,山下和之,田光江

    日本流体力学会誌「ながれ」別冊   22   118 - 119   2003年7月

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    記述言語:日本語   掲載種別:(MISC)研究発表要旨(全国大会,その他学術会議)  

    (担当部分:発案と解析方法の考案)下向きの重力加速度中で密度の高い流体が上にあるときに逆転しようとする現象はレイリー・テイラー不安定性として知られている。本来3次元空間で行うべきこの数値計算を2次元空間でも行って両者を比較した。その結果、2次元の場合不安定の成長が3次元の場合よりも小さくなってしまうことが示された。

  • Particle Acceleration at Coronal Mass Ejection-Driven Shock Waves: Modeling of Enhancement in Low-Energy Range of a Proton Flux

    Mitsue Den,Tatsuo Yoshida,Kazuyuki Yamashita

    Proceedings of the 28th International Cosmic Ray Conference   3701 - 3704   2003年7月

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    担当区分:最終著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(国際会議プロシーディングス)  

    1999年の255 日に発生したフォトンフラックスの47~4750keV の範囲の高エネルギー粒子発生現象の時間変化について調べた。0.5MeV以下の低いエネルギーではフラックスの増加が速く、そのためスペクトルはソフトになることがわかった。磁気データについても調べたところ、拡散係数にエネルギー依存性があることがわかった。確率的微分方程式法による数値シミュレーションを行い、衝撃波到達前にすでに少し加速されている粒子が 1AU 付近に存在するはずであることが示された。

  • Modeling of ``gradual'' solar energetic particle events using a stochastic differential equation method 査読

    Mitsue Den,Tatsuo Yoshida,Kazuyuki Yamashita

    Advances in Space Research   32 ( 12 )   2685 - 2690   2003年4月

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    担当区分:最終著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    (担当部分:データ解析)惑星間空間における高エネルギー陽子流束の粒子数増加現象を太陽CME活動によって生じた衝撃波に起因するとして、Stochastic Differential Eq. によって解析を行った。この衝撃波による加速の前に、十分なエネルギーを陽子が持っていなければならないことが示された。

  • Enhancement in low-energy region of a proton flux associated with interplanetary shock waves 査読

    Mitsue Den,Tatsuo Yoshida,Kazuyuki Yamashita

    Advances in Space Research   32 ( 12 )   2667 - 2672   2003年4月

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    担当区分:最終著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    (担当部分:データ解析)太陽―地球間の惑星間空間の陽子流束の内、低エネルギー領域で、通常期待される以上に粒子数が増加する現象が観測衛星により得られた。この現象が太陽CME活動によって生じた衝撃波による粒子加速の結果であろうと考え、Stochastic Differential Eq. によって解析を行い、観測と良い一致を得た。

  • Simulation of Rayleigh-Taylor Instability in a Supernova Envelope with the Adaptive Mesh Refinement Scheme 重要な業績

    Ayato Noro,Tomoya Ogawa,Shigeki Miyaji,Kazuyuki Yamashita,Mitsue Den

    The Proceedings of the IAU 8th Asian-Pacific Regional Meeting   2   451 - 452   2002年7月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(国際会議プロシーディングス)  

    (担当部分:流体計算プログラム作成)超新星爆発 SN1987A のエンベロープのレイリー・テイラー不安定性の問題について3次元適合型格子法流体計算により検証を行った。He/H 境界面に5%の揺らぎを与えた時、速度揺らぎの成長が最大となるのは正弦的波数が 20 のゆらぎを与えた時であることが示された。また、非動径方向の揺らぎ成分によって観測の再現が可能であることが示された。

  • Performance of Adaptive Mesh Refinement Scheme for Hydrodynamics on Simulations of Expanding Supernova Envelope 査読 重要な業績

    Ayato Noro,Tomoya Ogawa,Takuma Ohta,Kazuyuki Yamashita,Shigeki Miyaji,Mitsue Den

    High Performance Computing: 4th International Symposium; Proceedings/ISHPC 2002, Lecture Notes in Computer Science   2327   207 - 218   2002年5月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(国際会議プロシーディングス)  

    (担当部分:解析手法の考案と結果の考察)空間3次元の適合型格子法による流体計算を超新星爆発の不安定性解析に適用した場合の計算のパフォーマンスを調べた。我々の開発した計算プログラムがCPUとメモリの計算資源を有効に活用していることを確認することができた。

  • Increase in High Energy Particle Flux Affected by an Interplanetary Shock Wave 査読

    Mitsue Den,Kazuyuki Yamashita

    Advances in Space Reseach   30 ( 3 )   459 - 468   2002年4月

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    担当区分:最終著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    (担当部分:粒子加速モデルの考案)高エネルギー粒子イベントと惑星間衝撃波の地球への到達に時間的相関があることを説明するため、太陽フレアで放出された高エネルギー粒子が CME によって発生した衝撃波下流の乱流磁場に捕捉されて地球に到達するというモデルを考案した。特に、衝撃波中での乱流磁場のスケールを磁場変動の振動数解析から見積り、それとラーマー半径、陽子の平均自由行程を比較した結果、このモデルが妥当であることを示した。

  • Hydrodynamical Simulations using a Fully Threaded Tree 査読 重要な業績

    Tomoya Ogawa,Kazuyuki Yamashita,Takuma Ohta,Ryoji Matsumoto,Mitsue Den

    Advances in Space Research   30 ( 3 )   561 - 563   2002年4月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    (担当部分:アルゴリズム考案と結果の考察)適合型格子法の流体計算において空間精度を 3 次、時間精度を 2 次と精度の向上を行った。その手法と計算例を示した。

  • Implementation of Adaptive Mesh Refinement Scheme into Astrophysical Fluid Dynamics Code -- Rayleigh-Taylor Instability in the Supernova Envelope 査読

    Ayato Noro,Takuma Ohta,Tomoya Ogawa,Kazuyuki Yamashita,Shigeki Miyaji

    IPSJ Symposium Series   2002 ( 4 )   9 - 15   2002年1月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(国際会議プロシーディングス)  

    (担当部分:流体計算コードの開発と結果の考察)適合型格子法の3次元流体計算コードを開発し、超新星爆発におけるレイリー・テイラー不安定性解析の問題に適用した。摂動の速度は、従来の低解像度の計算や2次元空間で行われた計算よりも 30 % 程度大きくなり、観測値に近付くことが示された。

  • Particle Acceleration in Interplanetary Shocks: Classification of Energetic Particle Events and Modeling 査読

    Mitsue Den,Tatsuo Yoshida,Kazuyuki Yamashita

    Solar and Galactic Composition   323 - 328   2002年1月

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    担当区分:最終著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    (担当部分抽出不能)フラックス変動、イベントの持続時間、粒子の最高エネルギーによって高エネルギー粒子イベントを4種類に分類した。その内、フラックス変動が指数関数的に増加するような典型的衝撃波加速とみられるイベントと10 MeV 以上のエネルギーの粒子を持つイベントの2つについて粒子加速に関するモデル計算を行った。その結果、この2つのタイプの違いは、注入する粒子のエネルギー分布の違いによって説明できることがわかった。

  • Developement of three-dimensional hydrodynamical and MHD codes using Adaptive Mesh Refinement scheme with TVD

    Mitsue Den,Kazuyuki Yamashita,Tomoya Ogawa

    6th International School/Symposium for Space Simulation   240 - 242   2001年9月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(国際会議プロシーディングス)  

    (担当部分:適合型格子法プログラム作成)3次元空間の流体シミュレーションと磁気流体シミュレーションのコードを適合型格子法に基づいて開発した。衝撃波の伝播についてのモデル計算から惑星間空間における擾乱を解析を高解像度で行うことができることを示した。

  • The Peculiar Behaviour of High-energy Particles Affected by an Interplanetary Shock Wave 査読

    Mitsue Den,Kazuyuki Yamashita

    Advances in Polar Upper Atmosphere Research   ( 14 )   146 - 156   2000年8月

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    担当区分:最終著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    (担当部分:衝撃波による粒子加速の計算モデルの考案)高エネルギー粒子のフラックスの増加と惑星間衝撃波の到達とが、独立の観測として得られているが、時間的な相関が強いことを示した。これを説明するため、CME (Coronal Mass Ejection) に伴って発生し伝播する衝撃波の下流に位置する乱流磁場中に、CME の後で起きた太陽フレアで発生した高エネルギー粒子が捕捉されたまま、乱流磁場と高エネルギー粒子が地球に到達したというモデルを考案した。それに基づいて衝撃波中での磁気乱流のスケールなどのパラメータを求めた。

  • Hydrodynamical Simulations Using a Fully Threaded Tree 査読 重要な業績

    Tomoya Ogawa,Ohta Takuma,Ryoji Matsumoto,Kazuyuki Yamashita,Mitsue Den

    Progress of Theoretical Physics Supplement   138   654 - 655   2000年4月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    (担当部分:適合型格子法の計算資源に関する問題提起と結果の考察)適合型格子法を用いた流体計算法の一つで近年注目されている Fully Threaded Tree (FTT) 法をコード化し、衝撃波の伝播に関するテスト計算を通じて計算資源の消費の程度について調べた。

  • 大規模ユーザデータベースシステムの開発

    島倉信,山下和之,山賀正人,戸田洋三,五十嵐博

    千葉大学共同研究推進センター年報   ( 5 )   194 - 196   2000年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要)  

    (担当部分:ネットワーク上のパスワードに関する問題提起)複数のホスト計算機にアカウントを持つユーザは、各ホストでパスワードを管理するが、遠隔ホストのパスワード変更の際、ネットワーク上の危険が生じる。本開発でパスワード変更を簡単に安全にするための方法を作成した。

  • Testing the Domain Wall Scenario for the Large Scale Structure 査読

    Mitsue Den,Kazuyuki Yamashita,Hirohito Kubotani

    Progress of Theoretical Physics   103 ( 3 )   559 - 571   2000年3月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    (担当部分:ドメインウォールのモデル化と自己重力プログラム作成、計算)初期宇宙の位相欠陥から生じ得る壁状のエネルギー「ドメインウォール」が宇宙の大規模構造の形成にいかなる影響を与えるかを3次元自己重力計算により密度ゆらぎの成長率と速度分布の解析から調べた。特に、HDMやCDM では説明しにくい大規模流をドメインウォールにより説明できることがわかった。

  • The Angular Correlation Function of Faint Galaxies during the Decreasing Correlation Period

    Tomoya Ogawa,B. F. Roukema,Kazuyuki Yamashita

    Proceedings of IAU Symposium No.187 (1997)   260 - 260   1999年12月

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    担当区分:最終著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(国際会議プロシーディングス)  

    (担当部分:銀河相関のモデル化と考察)暗い銀河の角度相関によって、銀河形成の時期と宇宙の基礎パラメータである密度パラメータ、宇宙項パラメータ、ハッブルパラメータを検証する方法を考案した。観測との比較により、これらの量が制限を受けることが結果として得られた。

  • Dynamical Simulation of Intergalactic Heavy Elements 査読

    Kazuyuki Yamashita,Izumi Murakami

    Numerical Astrophysics   51 - 52   1999年12月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(国際会議プロシーディングス)  

    (担当部分:重元素放出のモデル化と流体計算)重元素量を調べる銀河形成の流体シミュレーションコードの紫外線による熱過程・イオン化過程の部分を最新のモデルに改良し、重元素の空間分布、銀河形成率、中性水素の量などを求めた。その結果、紫外線はガスのイオン化に強い影響を及ぼすこと、暗黒物質の重力ポテンシャルが深いため銀河間空間全体には重元素が広がらないことが示された。

  • New Data Compression for Multi-Dimensional Numerical Simulation 査読

    Mitsue Den,Kazuyuki Yamashita,Ryoji Matsumoto

    Numerical Astrophysics   431 - 432   1999年12月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(国際会議プロシーディングス)  

    (担当部分:流体計算プログラム作成と計算)メッシュ法による流体計算における高い空間解像度の実現がI/O の量的なネックで妨げになり、時間発展を細密に解析できないという問題を解決するため、結果の出力処理の前にデータを圧縮する効果的な方法を提案し、銀河形成流体計算と磁気流体計算の2例で示した。

  • Metal Enrichment of Ly alpha Clouds and Intergalactic Medium

    Izumi Murakami,Kazuyuki Yamashita

    Proceedings of IAU Symposium No. 187 (1997)   482 - 482   1999年12月

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    担当区分:最終著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(国際会議プロシーディングス)  

    (担当部分:重元素放出のモデル化と流体計算)宇宙のライマンα吸収天体や銀河間ガスに含まれる重元素の量を銀河が数千個含まれる大規模な3次元自己重力流体計算により調べた。銀河間の重元素の分布は銀河分布に付随し、宇宙の全空間までは広がっていないことが結果として得られた。

  • The Giant Luminous Arc Statistics II. Spherical lens model based on ROSAT HRI data 査読

    Kohji Molikawa,Makoto Hattori,Jean-Paul Kneib,Kazuyuki Yamashita

    Astronomy and Astrophysics   351   413 - 432   1999年11月

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    担当区分:最終著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    (担当部分:銀河の光度計算)重力レンズ効果によって弧状に変形して見える銀河の個数についての解析を最新のX線観測データを用いて行った。銀河団ガスの新しいモデルに対しても検証を行った。その結果、いかなる標準的モデルも観測とモデル計算では矛盾が生じていることがわかり、さらにモデルの改良が必要であることが示された。

  • Advances in Data Compression Technique for Three-Dimensional Numerical Simulations 査読

    Mitsue Den,Kauzuyuki Yamashita,Ryoji Matsumoto

    Journal for Academic Computing and Networking   ( 3 )   3 - 11   1999年10月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    (担当部分:流体計算プログラム作成と計算)流体計算などの数値シミュレーションで得られる結果のデータを圧縮して保存する手法を確立した。特に、データ分布に応じて圧縮に用いるテーブルが自動生成されるようにし、符号付の数値に対しても圧縮が施されるようにした。MHD シミュレーションの場合に適用し、磁力線についても圧縮と可視化に必要な程度の復元ができることを示した。

  • 実用的ネットワークアプリケーションプログラムの研究開発と開発環境の評価

    島倉信,山下和之,山賀正人,戸田洋三,浅輪晃

    千葉大学共同研究推進センター年報   ( 4 )   137 - 142   1999年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要)  

    (担当部分:プログラム管理手法の調査の発案と考察)ネットワークの基礎技術は日々更新されているが、アプリケーションを技術の進歩に応じて置き換えるのは作業の上で無理である。そこで、変化が著しい機能についてはアプリケーションの実行の際に最新のものをとりいれるという、動的ライブラリリンクの手法がよく用いられる。その手法の各種 OS、アプリケーション開発環境による違いを調べて報告した。

  • 大規模ユーザデータベースシステムの開発

    島倉信,山下和之,山賀正人,戸田洋三,五十嵐博

    千葉大学共同研究推進センター年報   ( 4 )   132 - 136   1999年3月

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    記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(国際会議プロシーディングス)  

    (担当部分:ユーザ管理システムの問題提起と考察)教育用のシステムのようなユーザ数の多いコンピュータネットワークシステムにおいて効率的にユーザとパスワードの管理を行うために必要なユーザデータベースシステムの構築をめざし、OS 毎のその実装の違いを調査した。

  • Metal Enrichment of Ly alpha Clouds and Intergalactic Medium

    Izumi Murakami,Kazuyuki Yamashita

    Proceedings of the 13th IAP Colloquium (1997)   77 - 77   1998年12月

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    担当区分:最終著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(国際会議プロシーディングス)  

    (担当部分:重元素放出のモデル化と流体計算)ライマンα吸収天体や銀河間ガスに含まれる重元素の量を調べるための流体シミュレーションコードを開発し、単純なモデル計算の結果とともに報告した。ライマンα吸収天体に相当する領域での3価イオンの炭素量は観測値とほぼ同程度であることが示された。

  • Hydrodynamical Simulations of Intergalactic Heavy Elements using Data Compression I/O

    Kazuyuki Yamashita,Izumi Murakami,Mitsue Den,Ryoji Matsumoto

    RIKEN Review (Focused on High Performance Computing in RIKEN 1997)   19   9 - 10   1998年10月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要)  

    (担当部分:重元素放出のモデル化と流体計算、解析)銀河形成の流体シミュレーションにより、銀河内の超新星爆発によって放出される重元素の分布を調べた。著者らが考案したデータ圧縮法を用いると3次元での解析が効率よく行い得ることが示された。銀河が極めて密集した領域では、その周辺の重元素を含まないガスの流入により、ガスに含まれる重元素の割合が観測から期待されるよりも約1桁小さくなること、そこでは熱過程によるイオン化が効果的にはたらくため3価イオンの炭素が少ないという問題が見出された。

  • センターの教育機関的活動

    山下和之

    学術情報処理研究   ( 2 )   39 - 42   1998年10月

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    担当区分:筆頭著者, 最終著者, 責任著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    計算機センターの役割としては軽んじられる傾向にあった教育に関して、千葉大学総合情報処理センターで実践している情報処理教育との関わりの例を元にして、情報処理の発展性と計算機センターの将来などの面から論じた。

  • Discovery of X-Ray Emission from Distant Lensing Cluster of Galaxies CL 2236-04 at Z=0.552 査読

    Makoto Hattori,Hideyuki Matsuzawa,Kohji Morikawa,Jean-Paul Kneib,Kazuyuki Yamashita,Hans Boehringer,Takeshi G Tsuru

    Astrophysical Journal   503   593 - 598   1998年8月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    (担当部分抽出不能)重力レンズのソースと考えられる銀河団 CL 2236-04 からの X 線放射を ASCA と ROSAT 観測衛星により捉えた。その観測結果から、その銀河団の密度分布は球対称ではなく、楕円型で、clump を持っていることがわかった。

  • Comment on Programming MHD Simulation Code by Using VPP500 査読

    Mitsue Den,Kazuyuki Yamashita

    Solar-Terrestrial Predictions-V Proceedings   520 - 523   1997年10月

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    担当区分:最終著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(国際会議プロシーディングス)  

    (担当部分:流体および電磁流体計算と解析)流体計算と磁気流体計算を分散メモリ並列計算機で行い、各計算のパフォーマンスを調査した。一度に転送するデータ量とその同期が計算速度の重要な要素であることを、計算のパフォーマンスを評価することにより定量的に示した。

  • New Data Compression for Multi-Dimensional Numerical Simulation 査読

    Mitsue Den,Kazuyuki Yamashita,Ryoji Matsumoto

    Journal for Academic Computing and Networking   ( 1 )   25 - 34   1997年10月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    (担当部分:問題提起とプログラム開発)メッシュ法を用いた数値シミュレーションにおいて高い時間解像度で計算結果をデータとして蓄積し、解析するための手法の基礎を開発し、典型的な3つのシミュレーション例でプログラムのパフォーマンスを調べ、実用できることがわかった。

  • A Possible Effect of the Period of Galaxy Formation on the Angular Correlation Function 査読

    Tomoya Ogawa,B. F. Roukema,Kazuyuki Yamashita

    Astrophysical Journal   484   53 - 57   1997年7月

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    担当区分:最終著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    (担当部分:銀河相関のモデルの考案と考察)銀河形成の時期には、銀河同士の空間相関が時間的に減少する現象が見られる場合があることが銀河形成流体シミュレーションから得られている。その効果を採り入れて銀河同士の角度相関を調べた。観測との比較により、銀河形成の終了する時期と宇宙モデルに対して制限を付けた。

  • Decreasing Correlation Function of Galaxies during Formation Period

    Kazuyuki Yamashita

    High Performance Computing in RIKEN 1996   5 - 6   1997年3月

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    担当区分:筆頭著者, 最終著者, 責任著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要)  

    宇宙論的に標準とされる冷たい暗黒物質モデルに基づき銀河形成の自己重力流体数値シミュレーションを行った。開いた宇宙モデルでは、銀河形成率が現在も増加傾向にあること、および銀河の2点相関が時間的に減少する時期があることが見出された。

  • Measurement of mass distribution of galaxy clusters using the giant luminous arc statistics with Le Fevre et al's arc survey data 査読

    Makoto Hattori,Kazuya Watanabe,Kazuyuki Yamashita

    Astronomy and Astrophysics   319   764 - 780   1997年3月

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    担当区分:最終著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    (担当部分:銀河の光度の計算)重力レンズにより弧状に変形して観測される銀河の個数から、銀河や重力レンズの源である銀河団の分布、宇宙モデル等の検証を行なったものである。その結果、現在標準として考えられているモデルでは、矛盾が生じていることがわかった。

  • Efficiency of Data Transmission on VPP500 in the Finite Differential Method

    Kazuyuki Yamashita,Mitsue Den

    High Performance Computing in RIKEN 1995   5 - 6   1996年9月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要)  

    (担当部分:流体および電磁流体計算と解析)陽解法的差分法を用いた流体数値計算および電磁流体数値計算を並列計算機 VPP500 で行い、そのパフォーマンスを調べた。一度にやりとりするデータ転送量を多くし、回数を減らすこと、またデータ転送の同期をとることがデータ転送速度の向上に本質的に重要なファクターであることが示された。

  • Giant luminous arc statistics and mass distribution of cluster of galaxies

    Makoto Hattori,Kazuya Watanabe,Kazuyuki Yamashita

    International Conference on X-ray Astronomy and Astrophysics: Röntgenstrahlung from the Universe   263   585 - 586   1996年2月

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    担当区分:最終著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(国際会議プロシーディングス)  

    銀河が弧状に見える現象を銀河団による重力レンズ効果と考え、銀河の観測条件や銀河の進化も考慮した弧状銀河同定法を作成した。Le Fèvreら(1994)のサーベイデータに適用し、モデルに制限を加えた。コア半径の小さい球対称銀河団モデルではサーベイデータの多数の弧状銀河を説明できないことがわかった。

  • Network Performance in a Large Environment

    Kazuyuki Yamashita,Shigeki Miyaji,Masahito Yamaga,Michihisa Umekawa

    Cray User Group Proceedings   ( 36 )   100 - 103   1995年9月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:英語   掲載種別:(MISC)講演資料等(セミナー,チュートリアル,講習,講義他)  

    (担当部分:負荷の調査)情報処理教育で用いられる大規模な計算機システムで生じる問題を、千葉大学で行われている情報処理教育での例をもとに、特にネットワークを利用して100人規模のユーザが一斉に同じファイルにアクセスした場合の負荷について調べて報告した。

  • Many Users vs. CS6400 --- CS6400 Operating Experience in the Large Environment at Chiba University ---

    Kazuyuki Yamashita,Shigeki Miyaji

    Cray User Group Proceedings   ( 35 )   238 - 239   1995年3月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:英語   掲載種別:(MISC)講演資料等(セミナー,チュートリアル,講習,講義他)  

    (担当部分抽出不能)情報処理教育で用いられる大規模な計算機システムで生じる問題を千葉大学での例をもとにして論じ、望まれるオペレーティングシステムについて説いたものである。多数のユーザが一斉に同じプログラムを起動するといった情報教育特有の環境について論じた。

  • A Numerical Study of Galaxy Formation and the Large Scale Structure of the Universe

    Kazuyuki Yamashita,Yuzuru Yoshii,Hajime Susa

    Proceedings of the YAMADA CONFERENCE XXXVII   567 - 568   1994年12月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(国際会議プロシーディングス)  

    (担当部分:自己重力流体計算と解析)3次元自己重力流体数値計算により、銀河分布と銀河間ガスから放射されるX線源の分布について調べた。得られた銀河分布を銀河の角度相関についての観測データと比較し、平坦な宇宙モデルが暗い等級では合わないことが分かった。また、X線源の分布からは、まだ観測で得られていない小規模な銀河団の存在を予言した。

  • Testing the Domain Wall Scenario for the Large Scale Structure

    Mitsue Den,Kazuyuki Yamashita,Hirohito Kubotani

    Proceedings of the YAMADA CONFERENCE XXXVII   417 - 418   1994年12月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(国際会議プロシーディングス)  

    (担当部分:モデル化と自己重力計算)ドメインウォールと呼ばれる初期宇宙の位相欠陥から生じた壁状のエネルギーをもとに、銀河分布によって知られるような宇宙の構造形成が可能かどうかを3次元自己重力計算により調べた。銀河の形成に必要な小さいスケールでの密度ゆらぎの成長にはここで調べたドメインウォールだけでは不十分であったが、大規模流の源としてドメインウォールは作用し、特に銀河の速度分布の観測データをよく説明できることがわかった。

  • A Numerical Study of Galaxy Formation and the Large Scale Structure of the Universe 査読

    Kazuyuki Yamashita, Yuzuru Yoshii, Hajime Susa

    Proceedings of the YAMADA CONFERENCE XXXVII   567 - 568   1994年

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    担当区分:筆頭著者, 責任著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(国際会議プロシーディングス)  

  • 周期境界条件の下でのポアソン方程式の解法(ライブラリ・プログラム紹介)

    山下和之

    京都大学大型計算機センター広報   26 ( 5 )   299 - 303   1993年10月

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    担当区分:筆頭著者, 最終著者, 責任著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(大学,研究機関紀要)  

    周期境界条件の下でのポアソン方程式にしたがう粒子の運動を解くための手法を開発した。そこで用いているクラウド・イン・セル法の紹介と京都大学大型計算機センターライブラリに登録したサブルーチンの利用法についての報告である。なお、本手法は自己重力や静電プラズマの粒子系シミュレーションにおいてよく用いられる。

  • A Numerical Study of Galaxy Formation and the Large Scale Structure of the Universe 査読 重要な業績

    Kazuyuki Yamashita

    Progress of Theoretical Physics   89 ( 2 )   355 - 369   1993年2月

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    担当区分:筆頭著者, 最終著者, 責任著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    3次元自己重力流体計算コードを開発し、銀河宇宙の主要なモデルについての数値計算の結果を報告した。銀河からのエネルギー流出がある臨界値を越えたとき、銀河の分布やガスの温度分布に影響が現れることが分かり、その機構について詳しく解析した。博士主要論文(京都大学)

  • Clustering Effect on the Number Count of Faint Galaxies 査読 重要な業績

    Kazuyuki Yamashita

    Progress of Theoretical Physics   88 ( 2 )   283 - 289   1992年8月

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    担当区分:筆頭著者, 最終著者, 責任著者   記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    銀河の個数分布の解析において暗黙に用いられてきた銀河分布の一様性の仮定について検討した。自己重力計算コードを開発し、それによる計算から、密度ゆらぎのスケールが標準的なものである限り、その仮定は妥当であることが示された。

  • 銀河の Number Count における Clustering の影響

    山下和之

    第4回理論天文学懇談会シンポジウム集録   14 - 16   1991年12月

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    担当区分:筆頭著者, 最終著者, 責任著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(研究会,シンポジウム資料等)  

    Particle Mesh (CIC) 法の自己重力計算コードを開発し、銀河の集団化についてのモデル計算を行った。そこで得られたような銀河分布の局所的非一様性はこれまで行われていたNumber Count の解析には影響しないことが示された。

  • Test for the Cosmological Constant with the Number Count of Faint Galaxies 査読 重要な業績

    Masataka Fukugita,Fumio Takahara,Kazuyuki Yamashita,Yuzuru Yoshii

    Astrophysical Journal Letters   361   L1 - L4   1990年9月

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    記述言語:英語   掲載種別:研究論文(学術雑誌)  

    (担当部分:銀河個数の計算と解析)銀河の個数に関するモデル計算の結果を観測データと比較して、宇宙モデルの制限を得た。銀河光度モデルを系統的に変えた場合の結果の依存性についても調べ、詳しく論じた。結果として、開いた宇宙もしくは正の宇宙項をもつ平坦な宇宙が妥当であることが示された。

  • 宇宙項を含む宇宙論パラメータの観測的制限

    山下和之

    修士論文(京都大学)   1 - 80   1990年3月

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    担当区分:筆頭著者, 最終著者, 責任著者   記述言語:日本語   掲載種別:学位論文(修士)  

    銀河の赤方偏移分布や個数分布による宇宙モデルの制限法について述べ、個数分布がモデルの制限に有効であることと、宇宙項を含むモデルが最適であることを示した。銀河のエネルギースペクトルでは観測データをもとにしたモデルを構築し、詳細な解析を行った。

  • 宇宙論パラメータ Omega_0, Lambda の観測からの制限

    山下和之,福来正孝,高原文郎,吉井譲

    第2回理論天文学懇談会シンポジウム集録   191 - 192   1989年12月

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    担当区分:筆頭著者   記述言語:日本語   掲載種別:研究論文(研究会,シンポジウム資料等)  

    (担当部分:銀河個数の計算と解析)
    銀河の個数分布の観測を用いた宇宙モデルの制限についてその方法と解析結果を報告した。特に、宇宙項を持つモデルが銀河個数分布によくフィットし、宇宙項を持たない平坦な宇宙モデルは棄却されることが示された。

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書籍等出版物

  • 一般情報教育

    稲垣知宏、上繁義史、山下和之ら全15名( 担当: 分担執筆 範囲: 文字の符号化、画像の符号化、音の符号化)

    オーム社  2020年9月   ISBN:978-4-274-22595-6

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    総ページ数:226   担当ページ:115~126   記述言語:日本語   著書種別:学術書

    情報処理学会一般情報教育委員会で編纂した、これからの一般情報教育に対応した標準テキストである。この中でコンピュータで扱われるデータの基本となる文字、画像、音の符号化について解説した。

  • キャンパス情報リテラシー 第4版 --- X ウィンドウ,インターネット,プログラミング ---

    小川建吾,倉田是,鈴木宏子,土屋俊,戸田洋三,橋本明浩,松元亮治,山賀正人,山下和之( 担当: 共著 範囲: GUIエディタ・ファイル操作ツール等のアプリケーションや文書整形に関する部分と用語集)

    昭晃堂  2002年3月 

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    総ページ数:221   担当ページ:50-52,86-88,121-138,216-221   記述言語:日本語   著書種別:教科書・概説・概論

    千葉大学普遍教育情報処理科目の教科書である。最新の環境に即した情報処理の基礎や倫理的側面について論じている。UNIXを用いた情報処理におけるエディタやファイル操作ツール等の詳しい説明を行った。

  • 現代情報処理入門

    橋本明浩,山下和之,山賀正人,後藤美和子( 担当: 共著 範囲: 2章数値処理に関する章)

    朝倉書店  1998年4月 

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    総ページ数:192   担当ページ:54-101   記述言語:日本語   著書種別:学術書

    データ処理やプログラミング、ネットワーク利用などに関して専門的な方面を目指す人のための入門書である。プログラミングとデータ処理について具体的な例を取り上げて詳しく説明した。

  • 情報処理発見伝 重要な業績

    宮路茂樹,山賀正人,山下和之,荒井誠,栗山幸樹,岩野太門,堀越崇,加藤知光,横田裕思( 担当: 監修 範囲: 2章、3章、4章)

    昭晃堂  1998年3月 

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    総ページ数:150   担当ページ:26-80   記述言語:日本語   著書種別:一般書・啓蒙書

    計算機を自由に操るために必要な知識について情報処理の初歩レベルから解説した。教科書の副読本の役割を果たすものである。メールの作法やプログラミング、文書整形処理の上手な方法等について説明した。

講演・口頭発表等

  • Simulation of Magnetic Reconnection in Magnetotail by interlocking Particle-in-Cell and Magnetohydrodynamics on Hierachical Mesh 国際会議

    Tomoya Ogawa,Shunsuke Usami,Ritoku Horiuchi,Mitsue Den,Kazuyuki Yamashita

    AGU Fall meeting  2015年12月 

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    開催年月日: 2015年12月

    記述言語:英語   会議種別:ポスター発表  

    開催地:San Francisco  

    PIC法と磁気流体計算法を用いて行った磁気リコネクションの計算について報告した。

  • Multi-scale simulation of magnetic reconnection using particle-in-cell with magnetohydrodynamics on adaptively refined mesh 国際会議

    Tomoya Ogawa,Shunsuke Usami,Ritoku Horiuchi,Mitsue Den,Kazuyuki Yamashita

    25th international TOKI conference  2015年11月 

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    開催年月日: 2015年11月

    記述言語:英語   会議種別:口頭(一般)  

    開催地:土岐市  

    PIC 法と適合型格子法による磁気流体数値計算法を組み合わせて行ったマルチスケールの磁気リコネクション計算について報告した。

  • 大学教育のカリキュラム可視化ツールの開発

    浅野真之,山下和之

    日本教育工学会研究会「学習支援環境とデータ分析/一般」  2015年2月 

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    開催年月日: 2015年2月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭(一般)  

    開催地:福岡  

    (担当部分:可視化プログラム作成と研究指導)大学の専門科目間の関係を可視化することを目的として、シラバス文書から単語を抽出して、それを科目間で比較し、科目間の関係性の程度を数値化して、独自の方法を用いて関係グラフを生成するまでの手法を開発した。その報告を行った。

  • Particle Acceleration in Shock Wave Produced by Coronal Mass Ejection 国際会議 重要な業績

    Kazuyuki Yamashita,Mitsue Den,Tomoya Ogawa,Tatsuo Yoshida

    International Conference on Applied Physics and Mathematics  2015年2月 

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    開催年月日: 2015年2月

    記述言語:英語   会議種別:口頭(一般)  

    開催地:釜山  

    (担当部分:流体計算と粒子加速計算と考察)太陽表面でのコロナ質量放出による惑星間衝撃波を適合型格子法による流体計算によって再現し、その衝撃波による粒子加速現象を解析した。拡散係数を一定としたモデルと粒子のエネルギーにほぼ比例するモデルの比較を行った。衝撃波が地球に到達したときの加速粒子のスペクトルは再現できたが、到達前のフラックスが小さいことと拡散係数が粒子のエネルギーにほぼ比例するモデルでは低エネルギーのフラックスが小さいという問題点が明らかとなった。

  • Development of simulation code connecting particle-in-cell and magnetohydrodynamics on hierarchical mesh 国際会議

    T. Ogawa,S. Usami,R. Horiuchi,M. Den,K. Yamashita

    the 12th Asia Pacific Physics Conference, JPS.  2013年7月  APPC

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    開催年月日: 2013年7月

    記述言語:英語   会議種別:口頭(一般)  

    開催地:幕張メッセ  

    (担当部分:適合型格子法プログラム作成)磁気流体格子法とパーティクル・イン・セル法を合体させた磁気流体プラズマの計算法の開発を行った。内側の小さい領域では少数の粒子で計算できるパーティクル・イン・セル法を用い、その外の領域では格子法を用いるというハイブリッド型の計算法の開発状況に関して報告した。

  • 粒子法と適合格子MHDを連結したシミュレーションコードの開発

    小川智也,,宇佐見俊介,,堀内利得,,田光江,,山下和之

    日本物理学会  2013年3月  日本物理学会

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    開催年月日: 2013年3月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭(一般)  

    開催地:広島大学  

    (担当部分;プログラム作成)磁気流体格子法とパーティクル・イン・セル法を合体させた磁気流体プラズマの計算法の開発を行った。

  • Simulations of Diffusive Shock Acceleration with Adaptive Mesh Refinement Scheme and Stochastic Differential Equation Method

    田光江,山下和之,小川智也,吉田龍生

    日本天文学会秋季年会  2010年9月  日本天文学会

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    開催年月日: 2010年9月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭(一般)  

    開催地:金沢  

    (担当部分:プログラム作成、データ解析)3次元適合型格子法流体計算による太陽風環境下でのCME に基づいた衝撃波伝播と確率的微分方程式による衝撃波加速から高エネルギー粒子のスペクトルを求めた。衝撃波計算の空間領域をこれまでより 2.3AU まで拡大し、広範囲での粒子の追跡を可能としたこと及び衝撃波の圧縮率の時間的変化がスペクトルに与える影響について論じた。

  • Predicting the 1-AU passage times of CME-associated interplanetary shocks using three-dimensional simulations: Effect of the ambient solar wind 国際会議

    M. Den,T. Ogawa,T. Tanaka,S. Watari,K. Yamashita

    38th COSPAR Scientific Assembly  2010年7月  COSPAR

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    開催年月日: 2010年7月

    記述言語:英語   会議種別:ポスター発表  

    開催地:Bremen  

    (担当部分:プログラム作成)コロナ質量放出(CME)に伴う衝撃波の地球近傍までの到達時間を予測するシステムを開発についての報告である。3次元数値シミュレーションにより背景太陽風とCMEをモデル化しているので、これらの相互作用を取り入れることが可能であり、背景太陽風の到達時間への影響も評価を行った。

  • Simulations of diffusive shock acceleration with Adaptive Mesh Refinement scheme and Stochastic Differential Equation method 国際会議 重要な業績

    Kazuyuki Yamashita,Mitsue Den,Tomoya Ogawa,Tatsuo Yoshida

    38th COSPAR Scientific Assembly  2010年7月  COSPAR

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    開催年月日: 2010年7月

    記述言語:英語   会議種別:ポスター発表  

    開催地:Bremen  

    (担当部分:流体計算と粒子加速計算プログラム作成、データ解析、考察)コロナ質量放出に伴う衝撃波加速機構を衝撃波伝搬の3次元シミュレーションと確率微分方程式法による衝撃波での加速シミュレーションという2段階でモデル化を行った。シミュレーション領域を太陽―地球軌道の2倍以上とることにより、地球を通過した衝撃波の加速への影響を検討した。

  • Simulations of Interplanetary Coronal Mass Ejection Events with Simple Model of Solar Wind 国際会議

    Tomoya Ogawa,Mitsue Den,Shinnichi Watari,Kazuyuki Yamashita

    38th COSPAR Scientific Assembly  2010年7月  COSPAR

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    開催年月日: 2010年7月

    記述言語:英語   会議種別:ポスター発表  

    開催地:Bremen  

    (担当部分:プログラム作成)構造を持つ太陽風中のコロナ質量放出の数値シミュレーションを行った。地球近傍での太陽風密度と速度のシミュレーション結果をACE衛星の観測結果と比較し、宇宙天気予報への活用に向けて、我々のモデルの評価を行った。

  • Retrieving Bilingual Verb-noun Collocations by Integrating Cross-Language Category Hierarchies 国際会議

    Fumiyo Fukumoto,Yoshimi Suzuki,Kazuyuki Yamashita

    The 22nd International Conference on Computational Linguistics  2008年8月  ICCL

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    開催年月日: 2008年8月

    記述言語:英語   会議種別:口頭(一般)  

    開催地:Manchester  

    (担当部分:実装、及び評価の一部)コンパラブルコーパス(同時期に報道された多言語テキスト)から対訳語を高精度で抽出する手法を提案した。コンパラブルテキストから関連文書を抽出するのにインターネットディレクトリの統合手法を用い、文書対から対訳語を抽出するのに文書検索と文検索を組み合わせた方法を用いることにより、高精度化が実現できることを示した。

  • Modeling of particle acceleration at coronal mass ejection driven shock waves with AMR code 国際会議

    K. Yamashita,T. Yoshida,M. Den,T. Ogawa

    第37回COSPAR国際会議  2008年7月  COSPAR

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    開催年月日: 2008年7月

    記述言語:英語   会議種別:口頭(一般)  

    開催地:モントリオール  

    粒子加速現象を説明するためにコロナ質量放出による惑星間衝撃波の形成・伝播と確率微分方程式による加速過程の解明を組み合わせた方法を示した。

  • Three-Dimensional Adaptive Mesh Refinement Simulations of Propagation of the Coronal Mass Ejection on October 28, 2003 Connected with the Earth's Global Magnetosphere Simulations 国際会議

    Tomoya Ogawa,Mitsue Den,T. Tanaka,Kazuyuki Yamashita,H. Amo,T. Takei

    COSPAR 35th  2004年7月  COSPAR

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    開催年月日: 2004年7月

    記述言語:英語   会議種別:ポスター発表  

    開催地:パリ  

    (担当部分:プログラム作成)2003年10月28日に生じたコロナ質量放出現象による衝撃波伝播を3次元適合型格子法流体計算により再現した。

  • Simulations of a "Pure" Shock Acceleration Event and Analysis of Magnetic Field Irregularities 国際会議

    Mitsue Den,Tatsuo Yoshida,Kazuyuki Yamashita

    COSPAR 35th  2004年7月  COSPAR

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    開催年月日: 2004年7月

    記述言語:英語   会議種別:ポスター発表  

    開催地:パリ  

    衝撃波のみによって加速されたと考えられる高エネルギー粒子の加速シミュレーションと惑星間空間の磁場の不規則性の分析について発表した。

  • Modeling of an Energetic Particle Event Focused on Evolutionary Behavior in Low-Energy Range of a Proton Flux 国際会議

    Mitsue Den,Tatsuo Yoshida,Kazuyuki Yamashita

    AGU2003  2003年12月  American Geophysical Union

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    開催年月日: 2003年12月

    記述言語:英語   会議種別:ポスター発表  

    加速されたと考えられる高エネルギー粒子の低エネルギー側での振る舞いを説明するモデルについて発表した。

  • Modeling of gradual solar energetic particle events including injection of solar flare particles 国際会議

    Mitsue Den,Tatsuo Yoshida,Kazuyuki Yamashita

    COSPAR 34th  2002年10月  COSPAR

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    開催年月日: 2002年10月

    記述言語:英語   会議種別:ポスター発表  

    開催地:ヒューストン  

  • A numerical study of growing mode of Rayleigh-Taylor instability in supernova envelope 国際会議

    Kazuyuki Yamashita,Ayato Noro,Tomoya Ogawa,Shigeki Miyaji,Mitsue Den

    COSPAR 34th  2002年10月  COSPAR

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    開催年月日: 2002年10月

    記述言語:英語   会議種別:ポスター発表  

    開催地:ヒューストン  

    (担当部分:プログラム作成と解析)超新星爆発 SN1987A において観測されている重元素の高速膨張速度をレイリー・テイラー不安定性により説明することができるかを空間高解像度を利用可能な適合型格子法による流体計算によって検証した。動径方向の小さい揺らぎでは観測を再現するに十分な高速度が得られないが、非動径方向の揺らぎであれば観測を再現するのに十分であることが示された。

  • Enhancement in low-energy range of a proton flux associated with interplanetary shock waves 国際会議

    Mitsue Den,Tatsuo Yoshida,Kazuyuki Yamashita

    COSPAR 34th  2002年10月  COSPAR

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    開催年月日: 2002年10月

    記述言語:英語   会議種別:ポスター発表  

    開催地:ヒューストン  

    (担当部分:データ解析)太陽―地球間の惑星間空間の陽子流束の内、低エネルギー領域で、通常期待される以上に粒子数が増加する現象が観測衛星により得られた。この現象が太陽CME活動によって生じた衝撃波による粒子加速の結果であろうと考え、Stochastic Differential Eq. によって解析を行い、観測と良い一致を得た。

  • Classification and Modeling of Energetic Particle Events Associated with Interplanetary Shock Waves 国際会議

    Mitsue Den,Tatsuo Yoshida,Kazuyuki Yamashita

    AGU2001  2001年12月  American Geophysical Union

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    開催年月日: 2001年12月

    記述言語:英語   会議種別:口頭(一般)  

    高エネルギー粒子イベントの分類と惑星間衝撃波に起因する起因するもののモデル化について発表した。

  • Three Dimensional MHD Code with Adaptive Mesh Refinement for Modeling Solar Wind Flows and Interplanetary Disturbances 国際会議

    山下和之,田光江,小川智也,松元亮治

    S-RAMP  2000年10月  S-RAMP

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    開催年月日: 2000年10月

    記述言語:英語   会議種別:ポスター発表  

    開催地:札幌ロイトンホテル  

    (担当部分:プログラム開発と計算)磁気流体力学計算に適合型格子法を適用し、太陽風のモデル計算の例を示した。

  • Hydrodynamical Simulations using a Fully Threaded Tree 国際会議

    小川智也,山下和之,太田琢磨,松元亮治,田光江

    COSPAR 33th  2000年7月  COSPAR

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    開催年月日: 2000年7月

    記述言語:英語   会議種別:ポスター発表  

    開催地:ワルシャワ  

    (担当部分:アルゴリズム考案と結果の考察)適合型格子法の流体計算において空間精度を 3 次、時間精度を 2 次と精度の向上を行った。その手法と計算例を示した。

  • 千葉大学ネットワーク事情

    山下和之

    財団法人私学研修福祉会主催1997年度専門研修(教育研究支援)  1997年9月  財団法人私学研修福祉会

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    開催年月日: 1997年9月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭(招待・特別)  

    開催地:同志社大学  

    1997 年までに行われてきた千葉大学でのネットワーク構築・整備の経緯やそれと関連して始めることのできたサービスや教育内容などについて報告した。さらに、キャンパス間ネットワークの整備や、通信トラフィック、セキュリティ対策、ネットワーク倫理教育、規程の整備、ネットワーク管理者育成などの点で問題をかかえているといった現状とその解決に向けての方法についても論じた。

  • New Installation of CS6400/85MHz in Chiba University 国際会議

    山下和之,宮路茂樹,山賀正人,梅川通久

    Cray User Group  1996年3月  Cray User Group

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    開催年月日: 1996年3月

    記述言語:英語   会議種別:口頭(一般)  

    開催地:バルセロナ  

    (担当部分抽出不能)千葉大学に新たに導入されたアプリケーションサーバに関して、その実際のパフォーマンスを報告したものである。すでに情報処理教育用に導入されていたものとの比較から、システム障害の面で磁気ディスクの環境設定が重要であることが示された。

  • Network Performance in a Large Environment 国際会議

    山下和之,宮路茂樹,山賀正人,梅川通久

    Cray User Group  1995年9月  Cray User Group

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    開催年月日: 1995年9月

    記述言語:英語   会議種別:口頭(一般)  

    開催地:アラスカ  

    (担当部分:負荷の調査)情報処理教育で用いられる大規模な計算機システムで生じる問題を千葉大学での例をもとに特にネットワークを利用した場合の負荷について調べて報告したものである。

  • Many Users vs. CS6400 --- CS6400 Operating Experience in the Large Environment at Chiba University --- 国際会議

    山下和之,宮路茂樹

    Cray User Group  1995年3月  Cray User Group

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    開催年月日: 1995年3月

    記述言語:英語   会議種別:口頭(一般)  

    開催地:デンバー  

    (担当部分抽出不能)情報処理教育で用いられる大規模な計算機システムで生じる問題を千葉大学での例をもとにして論じ、望まれるオペレーティングシステムについて説いたものである。

  • 銀河形成の流体計算・宇宙モデルによる違い

    山下和之,吉井譲

    日本天文学会  1994年5月  日本天文学会

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    開催年月日: 1994年5月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭(一般)  

    開催地:吹田市民文化会館メイシアター  

    (担当部分:計算と解析)宇宙項をもたない平坦な宇宙モデルに加え、さらに宇宙モデルとして開いたモデルと正の宇宙項をもつ平坦なモデルについて3次元自己重力流体計算を行った。宇宙モデルの違いが銀河やガスの分布にいかなる結果をもたらすかを報告した。特に、開いた宇宙モデルは、構造が十分に形成されないこと、暗い銀河の角度相関の観測値に合わないことから棄却すべきことが示された。

  • Testing the Domain Wall Scenario for the Large Scale Structure 国際会議

    田光江,山下和之,窪谷浩人

    YAMADA CONFERENCE XXXVII  1993年6月  YAMADA CONFERENCE XXXVII

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    開催年月日: 1993年6月

    記述言語:英語   会議種別:ポスター発表  

    開催地:早稲田大学  

    (担当部分:モデル化と計算)ドメインウォールと呼ばれる初期宇宙の位相欠陥から生じた壁状のエネルギーをもとに、銀河分布によって知られるような宇宙の構造形成が可能かどうかを3次元自己重力計算により調べた。銀河の形成に必要な小さいスケールでの密度ゆらぎの成長にはここで調べたドメインウォールだけでは不十分であったが、大規模流の源としてドメインウォールは作用し、特に銀河の速度分布の観測データをよく説明できることがわかった。

  • A Numerical Study of Galaxy Formation and the Large Scale Structure of the Universe 国際会議

    山下和之,吉井譲,須佐元

    YAMADA CONFERENCE XXXVII  1993年6月  YAMADA CONFERENCE XXXVII

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    開催年月日: 1993年6月

    記述言語:英語   会議種別:ポスター発表  

    開催地:早稲田大学  

    (担当部分:計算と解析)3次元自己重力流体数値計算により、銀河分布と銀河間ガスから放射されるX線源の分布について調べた。得られた銀河分布を銀河の角度相関についての観測データと比較し、平坦な宇宙モデルが暗い等級では合わないことが分かった。また、X線源の分布からは、まだ観測で得られていない小規模な銀河団の存在を予言した。

  • 流体計算による銀河形成と暗い銀河の角度相関

    山下和之,吉井譲

    日本天文学会  1993年5月  日本天文学会

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    開催年月日: 1993年5月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭(一般)  

    開催地:相模原市民会館  

    (担当部分:計算と解析)流体から質点系を発生させることによって3次元自己重力流体計算で銀河形成を扱う方法を示した。また、銀河の角度相関により、計算で得られた銀河分布を解析し観測データと比較する方法を示した。さらに宇宙項のない平坦な宇宙モデルの計算例を報告した。

  • 宇宙のバリオン分布と暗黒物質分布

    山下和之 佐々木節 杉山直

    日本天文学会  1992年5月  日本天文学会

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    開催年月日: 1992年5月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭(一般)  

    開催地:大阪学院大学  

    (担当部分:計算と解析)宇宙空間でバリオンと暗黒物質は重力的に相互に関係し、またバリオンは流体としても力学的に発展する。これらの性質を標準的な宇宙モデルについて3次元自己重力流体計算から調べた。標準モデルでは暗黒物質優勢のため、密度分布は重力により決定されること、銀河からの熱放射などの強い熱化過程がない場合温度分布は密度分布と正の相関をもつことが示された。

  • 銀河の Number Count における Clustering の影響

    山下和之

    理論天文学懇談会  1991年12月  理論天文学懇談会

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    開催年月日: 1991年12月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭(一般)  

    開催地:京都大学  

    Particle Mesh (CIC) 法の自己重力計算コードを開発し、銀河の集団化についてのモデル計算を行った。そこで得られたような銀河分布の局所的非一様性はNumber Count の解析には影響しないことが示された。

  • 銀河の Number Count における Clustering の影響

    山下和之

    日本天文学会  1991年10月  日本天文学会

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    開催年月日: 1991年10月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭(一般)  

    開催地:水戸市民会館  

    銀河の個数の解析において暗黙に用いられてきた銀河の散らばりの一様性の仮定について検討した結果を報告した。自己重力計算も行った結果、その仮定は妥当であることが示された。

  • 銀河と銀河間物質の大規模構造に対する流体計算

    山下和之,佐々木節,杉山直

    日本天文学会  1991年5月  日本天文学会

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    開催年月日: 1991年5月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭(招待・特別)  

    開催地:東京大学  

    (担当部分:問題提起と考察)銀河分布と銀河間物質の分布に関して宇宙初期からの発展を力学的に計算することの重要性とその方法を論じた。特に、力学的発展段階で銀河からのエネルギー放出がもたらす作用についての定性的な考察を報告した。

  • 銀河の赤方偏移分布による宇宙論パラメータの制限

    山下和之,福来正孝,高原文郎,吉井譲

    日本天文学会  1990年10月  日本天文学会

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    開催年月日: 1990年10月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭(一般)  

    開催地:仙台市民会館  

    (担当部分:計算と解析)銀河の赤方偏移分布についてのモデル計算の結果を観測データと比較することにより、宇宙モデルの制限を得た。結果として、開いた宇宙もしくは正の宇宙項をもつ平坦な宇宙が妥当であることが示された。

  • 宇宙項を含んだ Virgo Infall の解析

    山下和之,郷田直輝,福来正孝

    日本天文学会  1990年5月  日本天文学会

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    開催年月日: 1990年5月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭(一般)  

    開催地:京大会館  

    (担当部分:計算と解析)我々の銀河が乙女座銀河団に向かって落下する運動を宇宙全体の中での力学としてとらえ、宇宙モデル、特に宇宙項の役割について検討した。その結果、宇宙項は他の宇宙論パラメータに比較してそのような力学にあまり影響を与えないことが分かった。

  • 宇宙論パラメータ Omega_0, Lambda の観測からの制限 重要な業績

    山下和之,福来正孝,高原文郎,吉井謙

    理論天文学懇談会  1989年12月  理論天文学懇談会

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    開催年月日: 1989年12月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭(一般)  

    開催地:国立天文台  

    (担当部分:計算と解析) 銀河の個数分布の観測を用いた宇宙モデルの制限についてその方法と解析結果を報告した。特に、宇宙項を持つモデルが銀河個数分布によくフィットし、宇宙項を持たない平坦な宇宙モデルは棄却されることが示された。

  • 宇宙項 Lambda と Omega_0 の観測的宇宙論からの制限

    山下和之,福来正孝,高原文郎,吉井謙

    日本天文学会  1989年10月  日本天文学会

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    開催年月日: 1989年10月

    記述言語:日本語   会議種別:口頭(一般)  

    開催地:福岡県宗像ユリックス  

    (担当部分:計算と解析)実視等級毎の銀河の個数についてのモデル計算の結果を観測データと比較することにより、宇宙モデルの制限を得た。結果として、開いた宇宙もしくは正の宇宙項をもつ平坦な宇宙が妥当であることが示された。

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Works(作品等)

  • 雑誌「Newton」別冊「天文学界注目の75の銀河58の恒星」(Part4 シミュレーションで見た宇宙:コンピュータで再現された宇宙)に計算図を提供、pp.148-149, 2005/8/25

    2005年

  • 記事「コンピュータで再現された宇宙」中の図提供、雑誌「Newton」2003年7月号, pp.16-17

    2003年

担当授業科目(学内)

  • 理科の本質と目標・内容構成

    2023年度

  • 物理学セミナリーI 重要な業績

    2023年度

  • 物理学実験II(コンピュ-タ活用を含む。)

    2023年度

  • 物理学実験I(コンピュ-タ活用を含む。)

    2023年度

  • 物理学一般 重要な業績

    2023年度

  • 初等理科実験

    2023年度

  • 学部入門ゼミ

    2023年度

  • 教職実践演習

    2017年度  科目区分:その他(学部)

  • 教育課程臨床論

    2017年度  科目区分:その他(学部)

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社会貢献活動

  • 星の一生(月や星の動き)

    役割:講師

    大月市立初狩小学校ー山梨科学アカデミー  2023年12月

  • 宇宙へのとびら~私たちの星「地球」と宇宙の変化~

    役割:講師

    帝京第三高校ー山梨科学アカデミー  2023年10月

  • 宇宙へのとびら

    役割:講師

    道志村立道志小学校ー山梨科学アカデミー  2023年10月

  • 時間・空間・物質、そして宇宙

    役割:講師

    山梨大学  2023年8月

  • 理系研究者になろう

    役割:講師

    甲府第一高校  2023年6月

  • 宇宙のひろがり~太陽系から宇宙全体まで~

    役割:講師

    山梨県立巨摩高校  山梨県立巨摩高校  2022年9月

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    対象: 高校生

    種別:講演会

    宇宙のすべてについて説明した。

  • 大学での学びと研究~理論物理学の場合~

    役割:講師

    山梨県立甲府一高  山梨県立甲府一高  2022年9月

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    対象: 高校生

    種別:出前授業

    理系研究者のキャリア形成について述べた。

  • 大学での学びと研究~理論物理学の場合~

    役割:講師

    山梨県立甲府第一高等学校  山梨県立甲府第一高等学校  2021年9月

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    対象: 高校生

    種別:講演会

    高校1年生を対象に理系の研究者への道を自身の経験や見聞に基づいてアドバイスする内容の講演を行った。

  • 物理学研究の方法

    役割:講師

    山梨県立甲府第一高等学校  山梨県立甲府第一高等学校  2021年7月

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    対象: 高校生

    種別:講演会

    高校2年生を対象に物理学の研究の手順を例として示した。

  • 難しいとされることに挑戦したいと思わないか!

    役割:講師

    山梨県立甲府第一高等学校  山梨県立甲府第一高等学校  2021年6月

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    対象: 高校生

    種別:講演会

    高校2年生を対象に物理学の面白さを説明した。

  • 研究者の仕事とは・研究とは~理論物理学の場合~

    役割:講師

    山梨県立甲府第一高等学校  山梨県立甲府第一高等学校  2020年12月

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    対象: 高校生

    種別:講演会

    高校生を対象に理系の研究者への道を自身の経験や見聞に基づいてアドバイスする内容の講演を行った。

  • 宇宙の数理的理解(若桐講座)

    役割:講師

    2018年9月

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国際交流・国際貢献

  • 2006年度

    山梨県教育委員会10年経験者研修山梨大学講座講師

  • 2005年度

    地域貢献(高校教科「情報」担当教員支援)として研修会開催。

  • 2005年度

    山梨県教育委員会10年経験者研修山梨大学講座講師

  • 2004年度

    地域貢献(高校教科「情報」担当教員支援)として研修会と研究授業開催。

  • 2003年度

    地域貢献(高校教科「情報」担当教員支援)として研修会と研究授業開催。

  • 2002年度

    高校新教科「情報」現職教員等講習会講師担当(千葉県)

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所属学協会

  • 日本情報処理学会

    2003年4月 - 現在

  • 理論天文学懇談会

    1989年12月 - 現在

  • 日本天文学会

    1989年10月 - 現在

  • 理論天文学懇談会

  • 日本情報処理学会

  • 日本天文学会

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